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これは9.11の同時多発テロで10歳の息子を亡くされた、
アメリカ人女性の詩です。
ごくごく一部を抜粋すると、
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あなたは言わなくても
わかってくれていたかも知れないけれど
最後だとわかっていたら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛している」と
わたしは 伝えただろう
たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれが私の勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい
そして わたしたちは 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを
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誰でも明日は当たり前のようにやってくると思っています。
しかし、それは当たり前の事ではなく、奇跡かも知れない事なのです。
この母親に取って、もう一度息子を抱きしめることが、
どんなに当たり前でない事なのか、
嫌と言うほど感じさせられたと思います。
今度出逢ったら伝えよう、次に出会った時に伝えよう。
その「時」というものは、誰も保証されていません。
後悔しないように、悔いを残さないように、
今、もしも何かを感じたら、今すぐ思った通りにやるべきだと
この詩は教えてくれています。
この詩と同じような事を、スティーブジョブズが、
スタンフォード大学で行ったスピーチでも述べていました。
「今日が自分の人生最後の日だったとしたら、
今日やるべきだったことは
本当にやりたいことだったろうか?」
この問いかけもドキッとします。
時間は有限、命も限りある有限。
たった一言を言えずに後悔するよりは、
思ったら直ぐに伝えるようにする方が、
悔いの残らない人生になるのではないかと思います。
今日が人生最後の日だとしたら、
「感謝」の気持ちも伝える勇気が湧いて来るのではないかと思います。
やらなかった事よりもやる勇気が湧いて来るのではないかと思います。
「もしもあの時・・・」という悔いを残さないためにも、
改めて、今日と言う日を大切にしたいと思います。
じゃ、また明日!