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人は誰でも自分の中に「強み・弱み」を持っています。
そのどちらに重きを置くかによって、結果が違ってくるような気がします。
今までは、弱みを克服することに力を注ぐ人ばかりでした。
なぜなら、強みは放っておいても強みのままで力を発揮するからです。
しかし、弱みは克服しないといつまでも弱みのままで進歩が無いからです。
意識して弱みを克服しないと、そこから抜け出ることが出来ない、と。
それもそうかも知れませんが、弱み、苦手な事ばかりをやらされたら、
結構、うんざりしてしまい、何のためにやっているのかわからなくなります。
このようにダメな所を克服することが教育だと思う人と、
いい所を伸ばすのが教育だと思う人に分かれるようです。
いい所を伸ばすという事は、その人の可能性を伸ばすことに繋がると思います。
本人が気が付いていない、良い所を指摘し、そこを伸ばしていけば、
もしかしたら、ゆくゆくは苦手な弱みの部分も、
よい方向に伸ばされるのではないかと思います。
これは他者を見る時も同じだと思います。
他人の良い面に気付いたら、フィードバックをする。
他人の嫌な面が見えても、良い面の方を見ようとする。
他人を肯定的に考える。
それらが身に付いてくると、他人のあやまちを許そうとする。
自分自身の中でも、他人に対する見方がポジティブになってくるのです。
そうなれば、お互いが良い方向に歩めるのではないかと思います。
私自身、今までの経過から、苦手を克服しなければならないと思っていた時、
他人に対しても、なかなか良い面を見ることが出来ませんでした。
しかし、強みを伸ばそうとしてからは、他人の良い所も見え、
すぐに褒め言葉も出てくるようになりました。
人はその人の中に可能性を秘めています。
その可能性にどんどん気付いて花開かせば、自分の人生がより充実した
楽しいものになると思います。
何事も裏表です。
強みを追求していけば弱みになり、弱みを追求していけば強みになる。
このバランスを、自分の中で客観視し、自分で納得しながら克服できればと
思います。
その人の持っている可能性を引き出すという事は、
人生に大きな差をもたらす事になると思います。
じゃ、また明日!