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私達は同じ出来事、同じ言葉でも、その時の自分の捉え方、解釈によって、
ネガティブになったり、ポジティブになったりします。
その出来事をどう受け止めるかは、その人次第です。
ここでいう受け止めは、認知の事です。
Aという出来事があって、Bという認知があり、Cという結果(行動・思考)になる。
出来事は変えられないけれど、受け止め方=認知 は変えることが出来ます。
例えば、「あなたは仕事が出来ない!」と言われたとします。
言われた方は非常にショックで落ち込んでしまいます。
「やっぱり私は、仕事が出来ないのだ」「私ってやっぱりダメなのだ」と。
しかし、同じ言葉を言われても、別の人は違う解釈をします。
「あなたは仕事が出来ない!」と言われたけれど、上司はこの前褒めてくれていた。
という事は、私を高いレベルの人と思ってくれているから、そのレベルの人と比べたら
「仕事が出来ない!」と、叱咤激励ししてくれたのだ!
同じ出来事なのに、心の中では全く違った解釈をしていたのです。
人に言われた言葉や態度は、その時の自分を試されていると解釈すると、
少しは自分を客観視して見ることが出来ると思います。
そうなると、Cの結果もまた違ってくると、思います。
人の心は面白いもので、さっきまで落ち込んでいたのに、ちょっとした解釈の違いで、
気持ちが軽くなったり、ネガティブから脱出出来たりします。
解釈を変えるだけで、自分を救うことが出来るのです。
全てがすべて、解釈を変えて感情をコントロール出来る訳ではないですが、
認知=受け止め方によって、自分の感情が変わるという事も知っておくと、
少しは冷静に見れる可能性があると思います。
出来事を違う視点で捉え直すという事は、非常に大切な事だと思います。
そして、認知の切り替えができるようになると、
自分自身をより快適な状態に導く事も出来ます。
もしも「なーんだ、そういうことだったのか」というような事も、
ネガティブに捉え、何をやっても気持ちが落ち込んだ状態にしかならなければ、
その時間、非常に勿体ない時間の過ごし方をしていると思います。
人生の時間はアッという間に過ぎ去ってしまいます。
そんな貴重な時間を自分の解釈1つで、ネガティブにもポジティブにもできるなら、
明るく楽しい時間にしたいものです。
認知=受け止め方 によって自分の感情をコントロールできるという事を
知っておくだけでも、「人生丸もうけ」かも知れません。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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