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味の素(株)は、5月29日付の日経朝刊によると「4時半退社」に終業時刻を繰り上げました。
狙いは、会社以外の居場所を作って貰うことだ。
2年前の4月には決まっていた事なので、大学院に通い始めた人もいた。
学校まで片道30分弱。5時には着くので、図書室で、予習や復習に時間を割けた。
所定労働時間も、従来の7時35分から7時15分に20分早めたが、共働きの妻が娘を保育所に迎えに行き、母子で6時半には夕食を終え風呂に入るので、生活は大して変わりは無かった。
残業が減れば、残業代も減る。
「収入が下がっても、時早く帰りたい」と思えなければ、社員の行動は変えられない。
それで、思い切って今回の4時半が決まった。
当初は4時半は「早すぎ」との声も上がった。
しかし、明るい内に会社を出れば、夜までの間にあらたな”世界”が生まれる。
大学院でより深い学びと出合ったり、資格を取ったり、趣味を見つけたり、そして、子育てに関わったり。
今まで、やったことの無い世界に踏み込む事が出来ます。
そこで得た知識や知恵は、仕事のアイデアとして返す可能性もあります。
今までは退職後を ”第二の人生”と言っていましたが、これからは”第三の人生””第四の人生”が当たり前の時代に入って行くような気がします。
一度きりの人生、悔いの無いよう24時間を有効に使いたいものです。
じゃ、また!