タグ:
私達は「変化」を恐れます。
恐れがあるから、現状に固執しようとします。
今の状態が最高ではないけれど、漠然とした恐れがあるから、現状維持を望みます。
しかし、絶対的な安定や安心は無いに等しく、固執すればするほど自分の可能性の
芽を摘んでいるかも知れません。
よって、変化をあるがままに受け入れるという覚悟を決めれば、
認識を変えることによって、自分の人生を歩むことになると思います。
それは自分のものの見方を変えて、
「どんな状況でも乗り切れる」という事を知れば良いのです。
私達はどんなことであれ、何かが少し変わるだけでストレスが生じます。
それは自分の価値観に合わなければ、それだけでストレスと感じてしまうからです。
しかしそれは、全て自分に合わさせようとするからストレスに感じるのだと思います。
自分から合わせていけば、思ったより感じないかも知れません。
自分のために相手を変えようとしているのと同じです。
反対に自分から相手に合わせようとするのも1つの方法です。
その方がストレスは感じないと思います。
人が変化を恐れるのは、自分の持っていた情報が役に立たなくなった時に
ストレスを感じるからです。
小さい時から習慣にしていたものほど、変えるのは難しいと言われます。
現に、若い人は変わりやすいけれど、
歳を取ると若い頃の記憶が染み付いていて、
新たなものを受け入れにくくなているからです。
よって、ちいさな変化の積み重ねで、変化は恐れるものではないと、
脳が認識するように仕向けるのも1つの方法だと思います。
そしてそれを積み重ねる事によって「変化は潜り抜けられるものである」と、
脳にインストールし直せば良いのです。
生きるという事はアップデートの繰り返しです。
それだけ古いデータの中で作業をしているようなものです。
その先には、以前よりも素敵な新しいものが待っているかも知れません。
自分の心の痛みに向き合って、新たな希望や幸せに巡り合う方が
自分のベストな人生を送れる可能性があると思います。
じゃ、また明日!
加藤秀視「世界一シンプルな人生を切り拓く技術」
Amazonで注文ができます。