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最近、またまた初めて知った言葉に「スペンドシフト」と言うのがあります。
スペンドシフトとは、お金や時間などの消費の仕方が変わってくることを意味するもので、
何でも安ければいいという時代は終わり、消費の考え方が変わってきているという事です。
spend(消費)がshift(転換)すると言ったイメージのようです。
ついこの前までVUCAの時代とかで、情報が多い不確実な社会の中で、
多くの人々が何が正しいのか判別出来ない状態になっていました。
そういう時代の流れの中で消費転換が起こり始めているようです。
今までは「何を持つか」という生存欲求を満たしてきたました。
しかしそれよりも、「どう生きるか」と言う方が大切だと、人々は認識し始めた
のだと思います。
確かに百円均一のように、何でも安く手に入る時代は続いていましたし、
私も百円均一にはかなりお世話になりました。
最近百円均一で感じるのは、以前は東南アジアで作られた商品ばかりでしたが、
コロナで海外との取引が停止されたせいか、百円均一の商品で日本製が出て来た
という事です。
以前なら、日本でその値段で作るのは無理だろうと思っていましたが、日本の企業も
仕事がストップするよりは利益がほぼなくても作ろうと努力したのではないかと思います。
そうなれば商品の質が全く違うのです。
この商品の質はいいなと思って裏を見て見ると、日本製でした。
そして私が手に取って質が良いと思った商品は、全て日本製でした。
やはり日本の技術は誇れるなと思ったものです。
昔は「安かろう 悪かろう」と言って、商品が悪くても安いから仕方がないと
買っていました。
しかし、これからは「価格が高くても価値あるものを手に入れたい」と考えるように
なってくると思います。
これは経済的な事だけではなく、自分の所属しているコミュニティーや社会全体も
その方向に向くと思います。
よって企業も「環境問題を考えています」とPRしています。
それが「地域のため」の消費や「信頼できる会社から」の消費、
「人との絆を深める」ための消費と言ったように、消費に付随した価値観に
なっていくと思います。
社会全体が、付加価値があればそちらを選択するという消費行動になれば、
国により格差のあるフェアトレードも増えていくと思います。
企業自体も、お客様に自社の価値を認めて貰い、商品やサービスが他者よりも
優れていると認めて貰えるよう努力していくと思いますし、消費者も価格ではなく
価値あるものを選択するようになると思います。
「消費することは生きる事そのもの」とも言われます。
自分の消費の仕方が自分の価値観、自分の生き方にも通じるからだと思います。
消費するだけの人生から創造する人生へのシフト。
これがスペンドシフトだと思います。
じゃ、また明日!

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