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「知識」は多ければよい、というものではない。とは、よく耳にする言葉です。
なぜなら「あれこれ学んでも、その知識を活かすことが出来なければ、無知であることと変わらない」からです。
知識は「使ってこそ」の世界だと思います。
知識を有益に使うには「知識の落とし込み」が必要です。
が、私の一番苦手とする部分です。
その「知識」を「経験・学習・訓練」によって、誰でも、どのような知識でも習得可能である。と定義づけているのがペンタゴンです。
何となく新しい知識に触れて、わかったつもりになっている私のような者は、知識の落とし込みは出来ません。
その為には「実践で生かせる知識の構築」を心掛ける必要があるのです。
習得した知識をどの様に扱うかという、知識のマネージメント法を知る事で、学んだ知識が本当に生きるようになるというのです。
知識は「理論として」学ぶものだ、と私は思っていました。
しかし、それよりも「実践」として「経験していく」事の方が重要だったのです。
つまり「シュミレーション」と「反復訓練」が必要だったのです。
1つの知識を確実なツールとなるまで、何度も繰り返して学び、実践し、どんな状況下であってもそのスキルを使いこなす事が出来るまで訓練する。
この方法によると「苦手だから」とか「難しいから」だとは関係なく、この1つの知識を得たいと思えば、自分の中に落とし込むまでは「反復訓練」をする以外に選択肢はありません。
よって、如何に自分が「知識を習得していなかったか」が理解できます。
逆に言えば、知識を習得していなかったから「学んだつもり」になっていたのだと思います。
「自分が何を知らないのか」を知っているということは、次にその知らないことを知って行くので、自分の可能性を広げて行く事に繋がります。
そして一番驚いたのは「全部を自分で知ろうとしない」という事です。
足りない知識は「第三者や組織に頼りながら、機能させることが可能」だという事です。
全て自分で知っておかなければ何も出来ない、と思っていたのも私の勝手な思い込みでした。
その分野の専門家に働きかけ、必要な知識を補う事はいくらでも出来ます。
確かに法律の事は法律家に、医療の事は医者に任せないと、自分の知識レベルではどうにもなりません。
そこまで専門性の高いものでなくても、自分より知識の深い人に頼りながら必要な知識を補って、自分を機能させる事も可能なのです。
「知識」とは、量ではなく「使い方」で機能するかどうかが決まる。
という、私にとっては新しい発見の日でした。
じゃ、また!