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我々は何にでも白黒を付けたがります。
何が正しくて、何が正しくないのか。
しかし、自分が正しいと思っていても、それはあくまで自分の思考の範疇内です。
他人は他人でその人の思考の範疇内で、自分は正しいと思っています。
よって、「自分は正しい」と思って伝えても、相手と思考の範疇が一致しない限り
伝わらないのだと思います。
自分が正しいと思っていると、反対意見などを言われた場合、自分の存在までもを
否定されたり、攻撃されたりしたように感じるのもそれだと思います。
そんな時は、自分の価値観を捨てて、相手を尊重し、相手の意見も聞いて考えてみる
事が、強いては自分の思考の範疇が拡がる可能性もあると思います。
私が反省しなければならないのは、「相手に言ってあげたい」「相手に伝えたい」と
思っても、それはあくまでも自分の思考からの観点なので、相手にとっては迷惑な
事になるかも知れないという事です。
価値観や思考は人によって違います。
同じ情報や同じものを見ても、年齢やその時の状況によって違う感情を抱いたり、
違う受け止め方をする時があると思います。
多面的な視点を持つというのはそういう時に必要だと思います。
如何に自分の内側を充実させるか、如何に許容範囲を広げるかによって、
自分自身の成長にも繋がると思います。
私達は自分が見るもの、聞くものには限りがあると思います。
もしかしたら知らない世界の方が多いと思います。
よって、自分の思考の範疇ではおさまらないことが多いのではないでしょうか。
自分の思考であったり自分の意識は全て自分の内側から成り立っていると思います。
自分の内側に入っているものしか外側には出ないのです。
だからこそ、自分の内側を充実させることが大切になり、
自分の意識を覚醒させることが重要になってくると思います。
外側の世界は絶えず変化しています。
その為には自分の内側も絶えずアップデートをしていかなければ、
その時々の何が正しくて何が違うかの判断も迷うことになると思います。
自分の内側を整える1つの手段に瞑想があると思います。
自分が知らなかったことや、自分が気付かなかったことに気付いていく。
毎日の積み重ねが、より本質的な判断が出来るようになるのではないかと
思います。
そして自分がものごとに縛られていると思っていても、
もしかしたら、自分が縛られようとしているのかも知れません。
自分の思い込みと言うのも、ものごとを判断する時や、
それが正しいか正しくないかを判断する時に、大いに影響すると思います。
自分がより本質に近い判断をしたいと思うのであれば、
絶えず自分の内側をアップデートする必要があると思います。
じゃ、また明日!
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