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普通、口座と言えばお金を預けて貯えるというイメージですが、
信頼口座の場合は人間関係に於ける安心感とでもいうのでしょうか。
「7つの習慣」の中に『信頼残高と言う名の財産』と言うのが有ります。
約束を守ったり、礼儀正しい行動や正直な態度、道義を通す姿勢など。
それらを守っていれば、信頼残高が貯えられます。
反対に約束を守らなかったり、いい加減な事ばかり言ったり、
自分勝手な振る舞いをしたり、コントロールしようとしたりは、
信頼残高がどんどん減っていきます。
そうなると、正常なコミュニケーションが取れなくなり、硬直状態に陥ります。
例えば、相手の顔色をうかがったり、ご機嫌を取ったり、自分の立場を固守したり。
そうならない為には、相手の話をひたすら聞いて、相手を理解しようとする事が
大切になってきます。
長く付き合うための深い人間関係を築くのは時間のかかる事だと思います。
しかし、時間がかかっても深い信頼関係を築くことが出来れば、たとえ
信頼残高が少し減ったとしても、修復することは可能だと思います。
その為には、それに耐えうるだけの人格を身に付けておくことが必要です。
結局は、相手を理解することが必要だと思います。
相手の望む事は何なのか。相手は何を大切に思っているのか。
先ず、それらを知る必要があると思います。
人は誰しも相手に自分の事を理解して欲しいと思います。
それと同じように、相手も理解して欲しいと思っていると思います。
人は感受性豊かで傷つきやすい面を持っていると思います。
よって、一瞬の場面であったとしても、小さな心遣いや思いやりに
愛を感じる事もあります。
よって、小さなことでも、大切にする必要があると思います。
そして、一番大切な事は、約束を守る事だと思います。
約束を守らなかったなら、そこで一気に信頼残高は減ってしまいます。
そして次に約束しても「どうせ又、破るだろう」と先入観を植え付けて
しまいます。
反対にその都度約束を守っていれば、期待を抱くようになるのです。
約束の次に大切なのは「誠実である事」だと思います。
個人的な誠実さは、信頼を築き、やがて様々な預け入れの基礎になる
よって、いくつになっても誠実さは持ち続けたいと思います。
じゃ、また明日!
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