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私は、今日知ったのですが、不登校の児童・生徒のための学校があるようです。
高尾山学園は「不登校の児童・生徒のための体験型学校」として、
平成16年4月に開校した八王子市の公立学校です。
私の知っている不登校や発達障害のお子さんは、フリースクールに通っているようで、
公立でそういう学校があるのは知りませんでした。
発達障害の子どもさんは増えつつあると思います。
今は、早期に認知さていますが、私の知り合いの子どもさんはまだそれほど
認知されていなかったので、落ち着きのない子ども、言葉が遅い子どもとして
見られていたようです。
しかし、その子を見ていると何かに特化していて、その部分を伸ばせると、
かなりの才能を発揮できるのではないかと思っていました。
高尾山学園の設置目的は、
学園への転入学をきっかけに、学校生活や友達との関係づくりを
もう一度スタートしたい児童・生徒を支援することです。
学園での教育活動は、不登校になった子どもが通いやすいよう、
学習指導要領に縛られず、一人1人に対応した学習内容や方法をするなど、
子どもの心に寄り添うためのさまざまな工夫や配慮がなされています。
そして子どもの状態に応じて、心の安定を図りながら基礎学力の向上と
集団的・体験的な学習や活動の機会を多く取り入れて、社会性を養うことで、
自信を持って生きることを目指しています。
これらは一般の学校でも必要なことだと思います。
大人になっても必要なのは、社会の中でも自分に自信を持って生きることだと思います。
それは学園の教育目標の中にもあります。
1.気持ちを感じ合える人になろう
2.自分を伸ばせる人になろう
3.自信をもてる人になろう
この3つは、学校を卒業して半世紀たった今の私も目指している目標です。
そして私が共感したのは、「保護者の皆さんへのお願い」として、
高尾山学園に転入することがゴールではなく、転入してからが本当のスタートです。
転入後も、保護者と学校が密に連絡を取り合い協力していくことが、お子さんの
成長の支えになります。ご家庭のご協力をお願い致します。
としている所です。
そこには家庭と学校とで子どもを成長させていきましょう、見守って行きましょう
という、愛情あふれる姿勢が見受けられるからです。
本来学校という所は、子どもの成長を育む所だと思います。
親と学校が一緒になって、子どもを見守って行くところだと思います。
きっとこの学園の先生方は、かなりの勉強もし、先生方自身が成長するべく
日々努力されていると思います。
最近は、あちこちからの見学やマスコミの取材も増えているとか。
こういう学校があるとホッとするのと同時に、
各学校もこの学園の子どもに対する学校・先生方の姿勢を学んでほしいと思います。
この体験型学校というのは、JAPAN元気塾のアクティブラーニングラボと、
共通する体験型学習だと思います。
じゃ、また明日!