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私はある担当者の方を代えて頂きました。
アポイントメントを取っていたある日、私の担当者さんがたまたま病気で休まれていました。
それで急遽、対応して下さった方が一目ぼれしそうな位、素敵な方でした。
何が素敵かと言うと、にこやかな笑顔、冷静な態度、準備力、説明力、対応力。
全ての面で完璧でした。
産休で復活したばかりだと言う彼女は、朝お腹が痛くなって出勤できなくなった私の担当者さんの代わりに、お話をして下さったのです。
欠勤の電話を受け、そこから本日私に説明すべき資料を揃え、選択出来るようにその他の資料も揃えて、其々の説明をしてくれました。
其々の長所・短所。そして選択材料を並べ、分かり易く説明をしてくれました。
その説明が分かり易かったので、私も即、選択することが出来ました。
その後、本来の担当者さんと何度か連絡することがあったのですが、担当者さんのどこが悪いという訳ではないのに、何か私の中ですっきりしないものが残り始めました。
一度良いものを見てしまったら、次はそれが基準となってしまうからです。
1つのことを説明するにも、担当者さんは、ただ単にそれを説明するだけです。
それはそれで、仕事としては成り立っています。
しかし、あの方だったら裏付けとなる資料をきっと添えて説明してくれるだろうな。
状況の変化の電話にしても、このタイミングではなく、もっと早いタイミングで教えてくれるだろうなと。
色々感じる事が出て来て、担当者さんには非常に申し訳なかったけれど、代えて頂くことにしました。
本当は、担当者さんには先輩であるその方の仕事のやり方を、見習ってほしかったのです。
説明する為の資料の準備や、説明の仕方など。
先輩であるその方は、担当者さんは何が足らないかを見抜いていました。
そして、どうすれば顧客を満足させられるかを、見せて教えようとしてくれていました。
しかし、担当者さんは「産休から戻って来た人」としか見ていなかったのです。
よって、私はその担当者さんでは満足出来なかったので、代えて頂きました。
逆に自分もこの担当者さんのようなことは沢山あるなと、己を振り返るきっかけを頂きました。
この担当者さんには私から直接申し出たので、次回お会いしても気持ちよく挨拶できると思います。
じゃ、また!