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人生に於いて「今日一日、精一杯生きる」とか、「1日1日を大切に生きる」とか
よく言われます。
昨年年賀状の整理をしていて、数年前に「年賀状は来年から失礼します」という
知人の年賀状に目が止まり、どういう訳かクリスマスプレゼントを送りたくなりました。
いつもなら反応があるのに何もなかったので、きっと忙しいのだろうと思っていました。
新年早々妹さんから電話があり、病気になって手術をしたとのこと。
自宅療養で帰ってはきているが、寝たきり状態で喋ることも出来ず要介護5とのこと。
私と1歳違いなだけです。
もしも久しぶりにプレゼントを送ろうと思わなかったら、妹さんから連絡を貰う
事も無ければ、ご本人の状態を知る事もできませんでした。
本当は2~3年前から彼女に会いに行きたいなと思っていたのです。
しかし、乗り物が苦手な私はなかなか会いに行く勇気が出ませんでした。
昨年秋から乗り物を克服しようと練習を始め、今年はやはり会いに行こうと
決めた所でした。
私が通っているジムでも私より2~3歳上の人が、お風呂場で気分が悪くなり、
カラダに力が入らなくなりました。
家族に迎えに来てもらい病院に行くと、即入院でした。
今は自宅に帰ってきていますが、1人暮らしなので病院のすぐ近くに引っ越してきて、
ジムも近いので、リハビリにお風呂に入りに来ています。
脳梗塞の一歩手前だったそうで、まだ言葉が喋りにくそうです。
人はいつどうなるかわかりません。
これは、誰でもがわかっていることです。
明日の自分は誰も保証がないのです。
私なども頭ではわかっていても「自分は大丈夫だろう」と思ってしまうのです。
年明け早々にお二人の事を知り、自分も気を付けないといけないなと思いました。
それと同時に「明日命が無くなっても、悔いの無い人生だったと言えるか」と、
自分に跳ね返ってきました。
私はあまり考えていなかったので「いつ命が無くなっても、後悔しない」
と思っていました。それは今でも思っています。
ただ、自分の命を薄っぺらく見積もっていたので、そう思えたのかも知れません。
今は、自分と社会との関わり、自分のこの世での役割などを考え始めたので、
1日1日を自分で納得して生きたいなと思います。
その積み重ねが、悔いの無い人生へと繋がるのだと思います。
じゃ、また明日!