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「理想」と「現実」が一致している人は「自分を生きている」と思います。
なかなか一致しない私など、羨ましい限りです。
「理想の自分」と「現実の自分」、なぜにこうもギャップがあるのでしょうか。
「こう在りたい」と思うのも自分なのに「現実の自分」が追いつかず、
そこで自己嫌悪に陥ってしまいます。
私たちの人格は「こう在りたいと思う自分」と「現実のあるがままの自分」から
大きく影響を受けているようです。
「理想」と「現実」が一致していれば、充実した毎日を送ることができます。
しかし、両者の間にギャップがあれば、心に歪みが出て来てネガティブな毎日になります。
周りの期待に応えようとすればするほど、自分自身が置き去りにされたようになり、
身動きが取れなくなってしまうのです。
そういう時は概ね「理想」に自分を近づけようとして、頑張ってしまいます。
反面、「できないかもしれない」という不安な自分に目を向けようとしないのです。
なぜなら、期待されているから。
人は自分が受け入れたくない事があると、
その事を避けたり、なかったことにしようとしてしまいます。
自分に不安や恐れがあると、事実から目を背けてしまうのです。
しかし、前に進む為には「理想」と「現実」のギャップを埋めるしかないのです。
よって、今の自分の現実を明らかにすることが重要になってくると思います。
何処かで受け入れたくない、逃げたいと思っている現実を明らかにし、
それを客観的に見ることで現状を受け入れていくのです。
現実をあやふやにせず、自分がはっきりと受け入れることにより、
解決法が思い浮かぶ可能性があります。
よく、ノートやメモに書き出しなさいと言われますが、
私はいつも頭の中で思い浮かべるだけでした。
やはりこれでは前に進むことが出来ず、いつも同じ所をぐるぐる回っているだけです。
頭の中で思い浮かべるだけでは思考だけになってしまい、
自分の過去の経験や、思い込みで判断してしまいます。
それを文字にして明らかにすることによって、あらたな発見が出てくる可能性があります。
ノートやメモに書き出すという事は1つの行動です。
頭の中で思いうかべるのは思考のみです。
思考を行動に移すことによって、そこに気付きが生まれる可能性があると思います。
頭ではわかっていても、なかなか行動に移せなかった私ですが、
やはり「理想」と「現実」を書き出すことによってしか前には進めないのだと思います。
「理想」と「現実」のギャップが認識出来た時、
そこで初めてありのままの自分を客観視することが出来、
その両者を統合させる方向へ進むことができるのだと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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