何かイベントごとをやったり講座を開いたりに限らず、その為の準備は非常に大切です。
お店のオープンでも、その準備如何によってお客様の第一印象が決まってしまいます。
よって、初日というのはその後の集客を決めてしまう可能性があります。
最近はコロナの影響もあるのか、飲食店の開店から閉店までの期間が短くなっています。
2年持てば何とか続けているようですが、赤字だとすぐに閉店になってしまいます。
どこのお店も開店セールで数日間はサービスをしているので、お客様は非常に多いです。
お店の人はそれを見越して、そのセール期間を準備するのが勝負だと思います。
セール期間だけは手伝いを頼み、スタッフの人数を増やしておかないと、
対応に間に合いません。
それが「予測力」と「準備力」になってくると思います。
そこで間違うのは、セール期間は混み合うのが当たり前なので
「何とかなるだろう」という楽観的な予測で対応してしまう事です。
お客様は「今日はセールだから仕方ない」という目では見てくれません。
このオープンしたお店は、値段・質・内容がどんなお店か見に来ているのです。
或いは味を確かめに来ているのです。
それを、人手が足りないからとテーブルの拭き方が雑でまだ濡れていたら、
それがそのお店に対する印象になってしまうのです。
自分の店舗イメージに向けて行動する中で、何処がハードルとなりそうか予測し、
事前に手立てしておくことが勝負なのです。
よって、オープン時は希望的観測に立って判断するのは、危険だと思います。
反対に何が起こるかを想定して、想定外の事が起こっても対処できるように
取り組んでいるお店が、その後もリピーターが来ているのです。
いかに予測し、いかに準備できるかが、明暗を分けると思います。
何事にも共通しますが、「誰のために」「何のために」という目的や目標、
「いつまでに」という期日を決めておくのは非常に大切な事だと思います。
そして、そこへたどり着くための「計画」を立てるのも重要です。
公式のようになっている「いつ、どこで、誰が、何を、どのように、どれくらい行うか」
「5W1H」の視点で計画を立てることが重要です。
計画が立てられたら、先程の何がハードルになりそうかを予測し、
それの対処を考えておく必要があるのです。
問題点が予測出来たら、先回りして、事前に対策を練れば良いのです。
そのお店が上手くいくかどうか。
それは「予測力」と「準備力」によるものだと思います。
オープン時の第一印象は、その後のお店の命がかかっていると思います。
じゃ、また明日!