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人は信じていても、ふと不安になる時があります。
その不安を払拭する為には「信じる」ことよりも「信じきる」ことの方が
大切だと思います。
「信じきる」とは「相手を心から信じると、自分が決める事」だと思います。
あの人を信じていたのに、裏切られた。
と思う時は、その信じると言う中に「自分の期待」が入っていたかも知れません。
その期待は「私の期待に応えてよね!」かも知れません。
そうなると、自分の想いが優先されてしまい、相手にとっては負担になる可能性があります。
よって、自分の想った通りにならないと、裏切られたと感じてしまうのです。
一度信じきったら結果はどうであれ、信じきったことに価値があると思います。
相手も信じきって貰えたという事に価値があると感じるし、
自分自身も信じきれたことで、自分自身を確認できると思います。
現状がどうであれ、誰かと何かを続けて行く場合、
先ず自分から相手を信じきることが大切だと思います。
人はいつどんな時でも、自分の事を信じてもらえれば、生きる勇気が湧いてきます。
反対に、疑いや決めつけや、罵声を浴びせられると、
人はどんなに強くてもくじけそうになります。
子育てもそうです。
親が「やればできるんだよ」「本当はいい子なんだよ」と、子どもを信じきるか
「どうせあんたには出来ないんだから」と、子どもを信じずに見くびってしまうか。
言葉一つとっても、その子が強く勇気のある子どもに育つか、
自信のない、いつも人の顔色を見ながら暮らす子どもに育つのか、
その違いが出てくると思います。
人を信じきるその前に、先ず問う必要があるのは、
自分が自分を信じきっているかどうかです。
自分で自分を信じきれなければ、人を信じきることなど出来ないと思います。
自分を信じきることができるから、相手を信じきって相手に勇気と愛を
与える事が出来るのだと思います。
自分自身が弱いと思っているうちは、自分を信じきれていない段階です。
自分を信じきれると、自分や相手をもっと幸せにできると思います。
自分を信じきるという事は、「志」に通じると思います。
自分の信念を貫くことができるようになるのです。
いつまでも「信じきれる自分でありたい」と思う今日この頃です。
じゃ、また明日!