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私たちは日常生活の中でも、職場でも、仲間同士でも時には意見が合わない時があります。
そんな時は反発するよりも共感する方が物事が早く解決し、それぞれの成長に繋がります。
人はどうしても自分の視点から捉えようとするし、自分の視点からしか捉えられません。
しかし、違う視点で捉えようとしない限り、ポジティブに解釈は出来ません。
固定的な考えを捨てて幅広い視点で考えることにより、強いメンタルを維持できるのです。
コップの水が「あと半分しか残っていない」のか「あと半分も残っている」のか。
三連休が「あと1日しか残っていない」のか「あと1日も残っている」のか。
不満や不足を感じる時と、満足や喜びを感じる時と。
どちらが幸せを感じるかと言えば、勿論後者です。
そこに価値を見出すことができるかどうかで、自分の殻を破り、
人間として成長するのだと思います。
例えば「売り言葉に買い言葉」と言われますが、
そのまま言われた言葉を受け取るのか、言葉の裏に隠された別の意味を解釈するのか。
それによって、そこからの展開が大きく違ってきます。
一見きつそうな言葉で批判しているようなことでも、よくよく考えると、
こちらの弱点を指摘してくれている事もあります。
またそれが次なる問題を未然に防ぐこともあります。
よって「批判的な意見をよく言う人だ」と捉えるのか、
「率直な意見で、いつも気付きや助言を与えてくれる人だ」と捉えるのか。
後者で捉えれば、きつそうな言葉も感謝の気持ちで受け取れるようになってきます。
否定や批判はその言葉だけに囚われると、ものごとの本質から遠のく可能性があります。
よって、その時の感情で受け止めず、冷静に受け止めて違う視点で物事を捉えられる
チャンスだと思えば、自分自身に活かす事も出来ると思います。
同じ言葉や出来事でも、反感姿勢で受け取るのと共感姿勢で受け取るのとでは、
それ以降の人間関係が大きく違ってきます。
相手の立場に立って、相手を理解しようとする気持ちや共感姿勢で接すると、
結局は自分に良い結果として跳ね返ってくるのだと思います。
人は誰しも自分が正しいと思っています。
よって、意見の違う相手に合わすという事は、自分で自分を否定するようにも思います。
しかしそうではなく、相手に対する捉え方を変えるという事は、
より幅の広い、より正しい自分になって行くのだと思います。
自分の成長は、人さまがいるからこその成長だと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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