タグ:
人間関係の中に「依存関係」があります。
お互いに依存し合って生きるというのは、2種類あると思います。
「共依存」と「相互依存」
どうせなら「相互依存」の関係になりたいものです。
なぜなら「相互依存」は「1+1=∞」という相乗効果をもたらすからです。
「共依存」の場合は、相手との関係に於いて、自己の存在を見出そうとしてしまいます。
私自身、その傾向があるのですが、人の世話をすることで「自分は必要とされている」と
思い、自分からそういう人に近寄るようです。
これは小さい時から病弱な母親の傍にいたので、自分が何とかしなければというのが
染み付いたのだと思います。
そしてそれが慢性化してくると、人の世話をしないと自分には価値がないのではないかと
思ってしまうのです。
そうではなく、目指すは「相互依存」です。
その為には先ず自分が自立していなければいけないのですが、その上で自立した者同士が、
お互いの良い部分・悪い部分のどちらも受け入れた状態で認め合うという事です。
人は自分の相容れない部分はあまり認めたくはありません。
しかし、自分との相違点や相容れない部分を認めるから、はたまた自分とは違う価値観に触れるから、
1+1=∞ の相乗効果が出てくるのです。
その為には自分で考え、自分で行動できる自立した自分が必要になってきます。
主体性、目的意識、優先順位。
その土台の元に信頼関係を高めるから、協力関係ができて相乗効果を発揮できるのです。
どうせ「依存」するなら、「共依存」ではなく「相互依存」に持って行きたいです。
じゃ、また明日!