タグ:
今の教育は皆が同じでないといけません。
指導要綱からはみ出した答えには✖が付きます。
皆が同じだと管理がしやすいです。
統制が取りやすいです。
その反動で社会では個性が求められ、皆とちがったものが賞賛されます。
違うという事は、「お互いを認める」という事だと思います。
お互いを認めるからこそ、今まで自分の知らなかった世界を知ることが出来るのです。
お互いを認めるからこそ、今まで気が付かなかったことに気が付くのです。
相手のことがわかるまで、徹底的に喧嘩したっていいと思います。
喧嘩するからこそ、相手の言い分が聞けるのです。
お互いを認めるまでには、やはり信頼が大切です。
信頼があるからこそ、自分を主張し、相手の主張を聞くことが出来るのです。
そうしてお互いの違いを認めることが出来ると、
そこには価値が生まれてくると思います。
ご飯を食べる道具として、お茶碗とお箸があると思います。
皆同じだと、お茶碗+お茶碗になって、手で食べなければなりません。
皆同じだと、お箸+お箸になって、手によそおうことになります。
お互いの違いを認めれば、お茶碗+お箸になって、
お互いがご飯を食べることが出来るのです。
この場合は違うからこそ、価値が生まれるのです。
違うからこそ、相乗効果が出るのだと思います。
たった1つの視点より、多くの視点で観る方がより正確に見ることが出来ると思います。
同じ服を着て、同じグループに入って、同じ常識の中では、
安心はあっても成長は望めません。
違う服を着るから、お互いのファッションセンスがわかるし、
違うグループに入るから、そのグループの特徴もわかるのです。
そして常識と思っているのは、自分が属している世界だけの話であって、
世間に出ると、それが非常識にもなります。
違いを認め、違うからこそ価値があるという事がわかれば、
世の中広くなると思います。
「みんなちがって みんないい」 金子みすゞ
じゃ、また明日!