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自分の進むべき道は、目の前にある一本道だと思って進んできました。
しかし、道は何本もあるのです。
ただ自分が他の道を知らなかっただけ。
その1本の道は、生まれた時から敷かれていた道だという事も、
気付きはしていませんでした。
ただ、この道を行くのが正しいのだと。
この道を行けば、家族も周りも皆が喜んでくれると。
隣には自分で開拓しなければならない道があります。
草ぼうぼうで道なき道のような道です。
しかし、その道は自分の思ったように進めます。
曲がりたいところで曲がれるし、脇道に逸れることだってできます。
好きな所に行ける代わりに、迷子になったり道を失っても自分の責任です。
最初からレールの敷かれていた道は、安全だけれども、果たして本当に
自分が進みたかった道かどうか。
ある時、道は1本だけじゃないとわかった時、まっすぐな目の前の道ではなく、
方向を変えてみました。
横に逸れて、自分で草を刈りながら道を作って行きました。
そうなると、今までの自分の価値観が全く違ってきます。
自分の価値観だと思っていたものも、最初から教え込まれた価値観であって、
自分が考えた価値観ではなかったのです。
方向を変えて進んで行くと、今までの価値観は全く通じないことがわかりました。
そこで初めて、自分の価値観ってなに?と気付いたのです。
向きを変えると、見えるものが違うので、そこにまつわる価値観も当然違ってきます。
そこからが本当の自分の価値観だと思います。
最初は自分の中で葛藤が起こります。
今までだったらこう判断していたのに、今回は違う見方で違う判断になる。
果してそれで良いのだろうか。
周りの人からは「以前と変わったね!」と言われる。
「騙されているんじゃない?」と言われる。
でも、自分がこっちの道を選んだのだから、何と言われようが変えた向きに進んでみる。
葛藤の中を進んで行くと、そこには今までと違う世界が広がっていて、
あらたな自分として立っている。
自分が主人公で、自分の生き方=死に方を積極的に自分で決められる。
自分の生き方と合わなければ一緒に何かをやる必要もないし、当然遠ざかっていきます。
違和感のある人とは付き合う必要はないと思います。
人生には色々な道があると思います。
どの道を選ぶかは、自分が責任を持って決める事です。
決して、誰かに命令されたから進んでいるのではないのです。
そう思うと、人目は気にならなくなるし、人に気を遣うことも無くなるし、
いいことづくめのような気がします。
自分が今歩いている道は、本当に自分が選んだ道なのか。
何があっても自分で責任が取れるのかどうか。
改めて、この道で良かったのか問い直すことも必要だと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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