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人は走り続けることは不可能です。
いくら頑張りたいからと言っても、走り続けたら最後は息が途絶えます。
健康法で全身の持久力が高まるのは、インターバル速歩と言って早歩きとゆっくり歩きを
交互に繰り返す歩き方です。
結局、これが持久力を高めるには一番よい方法のようです。
人も持久力を高めるには、頑張るばかりではなく、時には力を抜く必要があると思います。
結果的にその方が長続きすると思います。
裏と表、陰と陽、月と太陽、夜と朝、どれも二者で1セットです。
片方だけでは成り立ちません。
人も頑張る裏には、力を抜いて休まる心のオアシスが必要だと思います。
今日、あるお店に行った時、他のお客様の子どもさんが学校に行かなくなったとか。
授業中じっとしておれず、うろうろしたりするのを友達にからかわれたようで、
それが嫌で行きたくないとか。
父親はおおらかな人で無理に学校へ行かなくてもよいという事で、好きにさせているようです。
私もじっと座っておくのが苦痛だろうと思い、フリースクールの方が伸び伸び出来るかもと
伝えました。
ここの家はその子どもにとっては家族が心のオアシスになっていると思います。
家族が無理にでも学校に行かすのではなく、
今は自宅でありのままの彼女を見守っているからです。
どの子供や、どの大人に限らず、ふとした時に心のシェルターのような場所があれば、
人は救われると思います。
赤ちゃんや小さい子どもの時は、母親が心のオアシスだと思います。
痛かったり悔しかったり悲しかったりした時に、母親の胸に抱かれるだけで、
その痛さや悔しさや悲しさは飛んで行ったように思います。
これは母親に限らず、そういう時に母親のように抱きしめてくれる人がいれば、
それでまた、自分を取り戻すことが出来ると思います。
子どもの時は転んだり喧嘩したりといったように、まだ目に見えやすいです。
それが大人になると目に見えなくなるので、余計に心のオアシスが必要かも知れません。
なまじ我慢をして頑張るから、ストレスが溜まり過ぎたり、精神に負担が掛かり過ぎたりします。
事件を起こした人を見ていても、事件を起こす前の段階で、誰か話を聞いてくれる人、
愚痴を聞いてくれる人がいれば、そこまで追いつめられなくても良かったのにと思います。
社会に出れば出るほど、ストレスは溜まっていきます。
頑張れば頑張るほど、自分を押し込めることも増えてきます。
そんな時、どんな形でも心のオアシスがあれば、また頑張れる気力も回復するのにと思います。
最近の子どもはSNSでそういう人を見つけようとしますが、
やはり事件や事故に繋がる問題も多いです。
どうせなら顔を知っている身近な人が、心のオアシスになってくれればと思います。
私の時代は色々な先生が心のオアシスになってくださいました。
しかし、今の学校にそれを望むのは無理なのかも知れません。
子どもにしろ大人にしろ、心のオアシスを持っておくことは大切だと思います。
身心ともに健康な自分を保つためにも。
じゃ、また明日!