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神戸新聞によると、大阪府泉南市で3月に中学1年の男子生徒が自殺し、
国の指針を定めた市教育委員会の基本調査が事実上ストップしている問題で、
山本優真市長は市議会全員協議会で、市教委が遺族と関係を築けていないとして
新たに第三者委員会を立ち上げて調べる方針を示した。
男子生徒の自殺を巡っては、母親から相談を受けた市の第三者機関
「子どもの権利条例委員会」が経緯と市の教育教委の対応を調査し、
市長宛ての報告書を作成している。
山本市長はこれまで受領を拒否する意向を示していたが、
市教委や顧問弁護士の見解が変わった事を理由に方針転換し
「近く受け取りたい」と述べた。
これまで、このニュースが出てから色々批判がありました。
「なぜうけとらないのか!」と。
その時、市側は「報告書に守秘義務違反があった」として受け取りを拒否していました。
21日の協議会では市議の質問に市教委幹部が答えあぐねる場面が目立ち
「本当に子供に向き合うつもりがあるのか」と厳しい指摘も上がったとか。
出席した議員からは市の対応への批判が相次ぎ、山本市長は一転、
これまで拒否していた報告書を受け取る考えを示しました。
その理由として山本市長は、
「第三者機関から報告を受けた時に自動的に公表する義務が生じると考えられると、
教育委員会から報告を受け、報告書を受け取ることが出来なかった。
第三者機関の皆さんに会ってお詫びして、報告書を受け取っていく」と言われています。
また、協議会後の取材に「お子さんが無くなったことを重く受け止め、今後は私が
責任をもって調査を勧めていきたい」と話されています。
ここから浮かび上がってくるのは、やはり市の教育委員会です。
泉南市のみならず、各市の教育委員会はイジメ自殺に対して、なぜこうも隠したがるのか。
何の為の組織か全く理解が出来ません。
以前も書きましたが、今の教育委員会は一度組織をなくし、本当に必要であれば、
もう一度筋の通った組織として、作りなおせば良いのにと思います。
私の偏見かも知れませんが、全国各地で起こっているいじめ自殺の件に関しては、
いつもネックになっているのが市の教育委員会です。
今回も市の教育委員会が山本市長に間違った考えを伝えたり、
調査が事実上ストップしたままでした。
本来の仕事と真逆を事をしてお給料を頂いているのです。
もう少し、真剣に行政というものに取り組んで欲しいし、それができないのであれば、
市教育委員会という組織は失くしてしまう方が良いと思います。
山本市長は批判に押されて方向転換をしたようですが、そうでなければ
今までの市長と同じです。
市教育委員会は本当に必要でしょうか?
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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