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「行動力」と「実行力」。
この違いはあまりないと思っていたのですが、非常に違っていました。
『行動力』とは、「とにかく動き出す力」で、
失敗しても良いから兎に角取り組むというように行動が先走っています。
よく言えば積極的に取り組むようですが、反対に無計画である場合が多いです。
しかし計画力がプラスされれば、「実現可能な計画を前に進める力」になります。
『実行力』とは、「物事に取り組み、やり抜く力」の事で、
「目的のために実現可能にする力」です。
それは計画性を示すことでもあります。
実行力があれば、計画性を持って最後まですべきことを完全にやり遂げることが出来ます。
つまりは、決めたゴール或いは、求める結果までやり遂げる力です。
行動の積極性よりも計画の実現性を重視します。
このように全く違った意味合いがあったようです。
そしてこの2つはどちらかではなく、両方必要な力なのです。
両者の決定的な違いは「計画性」であり、行動力があったとしても計画性が無ければ
右往左往してしまいます。
また、計画性のある実行力だけでも、積極性のある行動力が無ければ前に進みません。
よって、どちらも欠けてはならない「力」です。
「実力とは実行力だ」とも言われますが、
実力があるという事はやり抜く力があるということなので、
強い責任感があるという事でもあります。
強い責任感があるからこそ、最後までやり抜くことが出来るのです。
結局は実力とは実行力の差であり、実行力のある・なしの違いになってくるのです。
そして、やり抜くためには「実現可能な目標に落とし込む」計画力が備わっていると
いうことです。
目標達成までの小さな目標の積み重ねが上手く設定できるのです。
思考・計画・行動。
このサイクルを沢山積み重ねた人が、結局は実力者となって行くようです。
「行動力」と「実行力」、両者にはこんなにも差があったとは思いもよらず、
何気なく同じような感じで受け取っていました。
言葉にはそれぞれの意味があり、その意味の上に物事は成り立っているのだと、
今回、改めて感じた次第です。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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