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「12」という数字はよく使われています。
星座は12個。
1年は12カ月。
午前は12時間。
午後も12時間。
干支も十二支。
縁起ものも十二縁起。
ギリシャ神話の神も12神。
1オクターブの平均律は12平均律。
1ダースは12個。1グロスは12ダース。
ちなみに昔の十二単衣(じゅうにひとえ)の十二は「たくさん」という意味で、
12枚着ていないとのこと。
私は小さい時12枚着ているので大変だろうなと思っていました。
このように12という数字は結構生活の中で使われていることがあります。
また、勇気と成長の鍵である「ヒーローズ・ジャーニー」(英雄の旅)も、
同じく12の段階があります。(説によっては10や11に分けています)
平凡な日常から冒険の誘いがあり、試練を乗り越えて帰路に着くというお話です。
しかし、13段階目は元の1に戻るのです。
つまり、また新たな一歩を踏み出すのです。
このあらたな一歩は、1つ上のステージです。バージョンUPしたステージです。
1つ上のステージだから螺旋構造なのです。
私たちの人生も螺旋階段を上り続けているのだと思います。
1周回って元の位置のように思いますが、それは全く同じ元の位置ではなく、
1ランク上の同じ位置なのです。
1度から出発して1周回ってくると360度です。
その360度は出発の1度と同じような景色かも知れませんが高さが違うので、
以前の自分とは違っているのです。
運動会のリレーでも「よーい、ドン!」でグランドを1周して帰って来ると、
同じ出発点に戻ったにも拘わらず、本人の中では、しんどさや辛さ、悔しさ、
自信、嬉しさ、勇気など、色々な経験が積み上げられているのです。
走る前の自分とは違っています。
我々の人生に於いても、同じ位置に戻ってきたように思っても、
バージョンアップして戻ってきているのです。
よって、前と同じような事をしても、意識の質が変わっていると思います。
バージョンアップしたステージではまた1からの出発ですが、
そこから新たに学べることも沢山あり、その学びはまたその次のバージョンアップへと
続いていくのだと思います。
螺旋階段を一歩一歩進んで行くから、頂点では研ぎ澄まされたものになるのだと思います。
私も螺旋階段を上り続ける人生でありたいものです。
じゃ、また明日!