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なかなか読めなかった西野亮廣さんのblogを、久しぶりに読みました。
その中で「プロフェッショナルの現場」として、
ミュージカル『えんとつ町のプペル』がYoutubeで全編無料公開に至るまでの話でした。
どんなドラマかと思って読んでいると、そこには西野さんの仕事に対する考え方が
書かれていました。
しかもプロフェッショナルの考え方です。
のほほんと生きてきた私など、プロとはこういうものかと改めて自分の甘さを
思い知らされました。
が、しかし、同じ年齢で働く会社によって教育のされ方は違うので、
成長の仕方も違うのだろうなと思いました。
『CHIMNEYTOWN』は西野さんの作品のONLINE STOREの会社です。
サロンメンバーさんとCHIMNEYTOWNのスタッフさんと、今のインターン生と
共有しておきたい内容としてblogは書かれていました。
『CHIMNEYTOWN』は介護施設ではないので、自分の足で歩こうとしないスタッフ
(言われたことしかやらないスタッフ)は、西野からは1ミリも相手にされません。
これは入社なり参加する前にこの方針を知っておかないと、
かなりしんどい目に遭うと思います。
しかし、知った上で入ってきている人は、自分の足で歩こうとする人達ばかりなので、
成長は著しいと思います。
『HIMNEYTOWN』は学校でもないので「頑張ったか、否か」は評価の対象にはならず、
「結果を出したか、否か」のみが評価の対象です。
とはいうものの、やはり頑張った部分は認めて欲しいと思うのは、やはり甘えなのでしょう。
「西野の現場に就く」となると、周りはトップクリエイターだらけなので、
「頭を使っていない」「動きが遅い」は一発アウトです。
確かにエンターテイメント業界は生きるか死ぬかのせめぎ合いなので、思考即行動でないと、
競争にも入れないのかも知れません。
しかも、
”プロジェクトごとに集合&解散”を繰り返しているので、今回のプロジェクトで
結果を出さなければ、次回以降は声が掛かりません。
当然「もっとやる気を出せよ!」と怒鳴って貰えるような甘い環境ではなく、
「あなたの代わりならいくらでもいるので、やる気がないのなら、
どうぞうご自由に消えてください」の世界です。
「叱られたらヘソを曲げる現代の若者」など、1秒で蒸発します。
その世界には「年齢」などという甘ったるい概念は存在せず、たとえ24歳であろうと、
「プロデューサー」として立つのであれば、ミュージカル界のトップスターの方々と、
ビジネスパートナーとして対等にやり合わねばなりません。
皆、生死を掛けてやっているので、知識が無ければいけないし、
動きが鈍ければ二度と現場復帰できません。
と、スタッフ全員に仕事に対する西野さんの考えを自身のblogを通じて共有されていました。
そんな中で24歳の社員さんがミュージカル業界では常識になっていない、
youtubeでの無料公開を企画し、実現までねじ込んだのです。
そして、褒めるのも「お疲れ様」の声をかけるのも千年早いですがと言いつつ、
日本人の24歳でこの結果を出せるのは、僕の知る限り彼しか知りません。
実現までねじ込んだのは、他の誰でもなく24歳の青年だという事を、
皆様に知っておいていただきたく、
今回、こんな話をさせて頂きました。
と締めくくっています。
厳しい中で本人の可能性を導き出す。これが西野さんの教育だと思います。
ここまでたどり着くには、かなりの人が脱落していっていると思います。
しかし、残っているスタッフはそういう修羅場をくぐり抜けているので、
強い人ばかりだと思います。
よって、毎回何か新しいことをやろうとした時は、叩かれたり足を引っ張られたりするけれど、
結果的には、生き残っていくのだと思います。
出すぎる杭は打たれない!のであって、それがプロフェッショナルの仕事だと思います。
甘い自分とはかけ離れた世界の様ですが、もしも社会人1年生でこの会社に入っていたら、
自分はどのようになっていたのだろうかと、想像してみたくなりました。
じゃ、また明日!