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人に良くなってもらおうと思う時、色々な接し方があります。
ズバリ出来ていない所を指摘して、修正してもらう方法。
間接的にやんわりと伝えて感じてもらう方法。
或いは本人が気づく迄じっくり見守って待つ方法。
それはその人の意識に合わせてアプローチすればいいと思います。
一番良いのは本人が自分で気付き、自分の意志で変わって行くのが一番だと思います。
しかし、私自身もそうですが、自分ではなかなか気が付かないものです。
人は自分が見守られている間は気が付いていないと思います。
色々な人が本人の力を信じて見守っていても、
本人は「誰も自分のことなんか気にしていない」と、思っている場合もあります。
しかし、本当はみんなその人を大切に思っているから、見守っているのだと思います。
みんなが自分のことを大切に思ってくれている。
みんなが自分のことを見守ってくれている。
そう気が付いた時、自分の意識が変わる時だと思います。
見守ってくれる人は決して悟られないようにこっそり見守ってくれるので、
なかなか気が付かないものです。
そういう時はどちらかというとネガティブになってしまい、
「自分はみんなのことを思っているのに、みんなは自分のことを思ってくれない」と、
感じてしまいます。
時には「いつも見守っていますよ!」と口に出して言ってくださる人もいますが、
そういう場合は、その一言で勇気に包まれ、エネルギーが湧き出てきます。
人の意見を素直に受け入れたり、感じたりすることが出来た時、
「自分は周りから大切に思われ、見守られていたのだな」と、気付くのです。
今の自分があるのは、多くの人に見守られてきたからです。
私も振り返れば、小学校から、先生方に見守られていた記憶があります。
沢山の方々に沢山の優しさで、沢山愛情を注いでもらって育ってきました。
人は人の優しさに包まれて育てられるのだと思います。
誰も自分のことなど振り向いてもくれないと思っていても、
誰かは見てくれているのです。
人の優しさを感じて「自分は今まで気づいていなかっただけ」だと気付いた時、
その人はすでに変わり始めていると思います。
「自分は人から大切にされ、見守られているんだ!」と自覚した時、
その人の人生は大きく舵を切ると思います。
たった1人でも自分を見守ってくれている人がいたならば、
何があってもそれを信じきって、
自分は幸せだと感じることが出来ると思います。
じゃ、また明日!