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目標設定やゴールは、何回も描いたことはあります。
しかし、そこに行くまでの課題設定や計画などが上手く行きません。
これは課題の見つけ方が悪かったり、計画が間違っていたりします。
そもそも目標やゴールは自分の辿り着くべき目的地。
その目的地がはっきり決まらないと、
西へ行けば良いのか東に行けば良いのかさえ分かりません。
そんな時、誰かが
「北海道に行きませんか?北海道は夏涼しいし、冬はスキーが楽しめますよ!」
と言ってくれれば、それなら北海道に行こう!と、目的地にしてしまいます。
或いは、誰かが
「沖縄に行きませんか?沖縄は冬でも暖かく海もきれいでダイビングに最適ですよ!」
と言ってくれれば、それなら沖縄に行こう!と、目的地にしてしまいます。
しかし、落とし穴はここだったのです。
自分が最初っから、北海道に行きたかったのか?
自分が最初っから、沖縄に行きたかったのか?
もしも本当に自分が行きたかったら、すでに北海道なり沖縄なりに行っていたと思います。
そこで行けていなかったのは、自分が本当に行きたいとは思ってなかったからだと思います。
行き先が北海道か沖縄かとで迷う以前に、そもそも自分は旅行がしたいのかどうか。
そこからのチェックが必要だと思います。
皆が北海道に行くから自分も北海道に行く。
沖縄に行った方がいいよと言われるから、自分も沖縄に行く。
それ以前に、自分が本当に旅行をしたいかどうか。それよりなにより、
旅行をすれば周りに認められるから、旅行に行こうとはしていないかどうか。
自分の内側からやりたいことなのか、或いは、
自分の外側との関係の為にやろうとしていることなのか。
ここの見極めが非常に大切だと思います。
ここを間違うと、いつまで経っても自分の本当のやりたい事には出逢えません。
反対に、行きたくもない旅行を西へ東へとあちこち行きまくるだけです。
旅行好きな人は、何処へ行っても景色や食べ物や何にでも感動して吸収して帰ってきます。
しかし、本当に旅行がしたいと思っていなければ、特別景色を見ても美味しいものを食べても、
感動しまくることはあまりないと思います。
同じ時間、同じ場所に行ったとしても、そこで自分が受け取るものが違うのです。
感動の仕方が違うのです。自分のエネルギーとなるものが違うのです。
よって、目標設定の時に「なぜ自分は旅行に行きたいのか」ということを、
自分に十分説明できなければ、その目標設定は考え直した方が良いのかも知れません。
その時間、本当に自分がやりたいことに使う方が自分のためになるのです。
自分が心の底から本当にやりたいと思ってしていることなのか、
誰かに認められたいからやろうとしているのか。
この見極めを十分する必要があると思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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