タグ:
20年ほど前の正月新聞に「われら地球人」という文字を見た覚えがあります。
その時は、とうとうその時代になって来たのかと嬉しく思った記憶があります。
日本人とかアメリカ人とか、そういう国で線引きをせずに、地球そのものが1つの家族。
そう言った感覚がこれからは実現していくのだなと思っていました。
しかし、現実は違います。
未だにロシアはウクライナを侵略し続けています。
もしも宇宙に地球と同じような惑星があり、今地球を眺めていたら、
「地球人は、ありもしない国境をあんなにも多くの人々の犠牲のもとに
なぜ奪い合うのだろう」
と、思っているかもしれません。
日本でも昔は、国と国(今でいうところの県)の奪い合いで戦っていました。
今、各県知事が県境を広げる為に市民を犠牲にして、血で血を洗って戦うでしょうか。
今では日本という1つの国としてまとまっています。
それと同じことが地球にも言えると思うのです。
核兵器だ! 化学兵器だ!と言っている間に、地球そのものが破壊される可能性があるのです。
それでなくても地球温暖化の目標数値を全く達していない状態なのに、
それらの兵器を使って国境を侵略しても、地球そのものが破壊されれば国境など意味ないのです。
「奪い合う文化」よりも「分け与える文化」の方を誰しもが望んでいることだと思います。
一部の独占欲の強い人のために、どうして我々の大切な地球を汚されなければならないのか。
「破壊」よりも「生産」の方が人々が幸せになれるのに、どうして破壊したがるのか。
一部の人間の「所有」や「損得」の概念に振り回されているような気がしてなりません。
そのリーダーを選んでいるのは、我々一人1人です。
プーチンさんを選んだ結果が今のロシアです。
国民が選んだ結果が、今の現状です。
これから先は、○○人という意識ではなく、
「われら地球人」という意識でもって、与えられた命を全うしたいものです。
今、それぞれが持っている所得や損得の概念は「お金」というものが無くなれば、
それらも同時に無くなってしまいます。
そういう概念に振り回されることなく、
全ての人々が幸せに生活できるような地球になって欲しいです。
じゃ、また明日!