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我々は「極める」と言ったら、日本の武道・芸道を想いうかべます。
武道や芸道で使われる言葉に「残心(ざんしん)」という言葉があるようで、
心を残す、心を途切れさせないという意味だそうです。
何があっても最後まで気を抜かず、平常心でいること、謙虚であることを
大切にする教えのようです。
ちなみに「極道」とは、本来仏教用語で仏法の道を究めた者という意味であり、
高僧に対し極道者と称し肯定的な意味を指すものであったようです。
そんな中、「解体道」を目指している宗重商店が目に入りました。
この会社は「私たちはこの街の未来に新しい価値を創るために壊し続けます」
と宣言されています。
「新しい何かを創るために古いものを壊す」それが「解体」と言って、
地球環境にやさしい解体工事を実施されています。
解体工事で出た廃材は、宗重商店のリサイクルセンターに於いて可能な限りリサイクルに回し、
廃棄物を減らす事で地球環境保全を心がけています。
「どうせ壊すから」ではなく
「折角壊すなら」一つ一つを丁寧にし、近隣の方にも施主様も気持ちよく、
丁寧に。安全に。最善を尽くします。
「解体工事」は「壊す」仕事です。
でも、そこには次の新しい何かのために壊す新しい想いがあります。
と言われてます。
廃棄するものだからと言って、粗悪な扱いをせず、大事な道具、備品も
魂が宿っていると思い、大切に扱います。
また、想いの詰まった建物だから、最後まで大切に扱う。
よって「解体道」は、「ありがとうございます」の感謝の気持ちから始まります。
と言われています。
「ごあいさつ」では、
宗重商店は創業以来、地図を塗り替える仕事、住みよい街づくり、
地域づくり第一歩を担ってきました。
新しいものはいつか必ず古くなるように、どんなに強固で立派な構造物も経年劣化によって
いつかは必ず老朽化を迎えます。
役割を全うした建物には私たち人間の感情が伴っており、故人を弔うのと同じように
真っ新な更地に戻す「解体」の役割はとても尊い使命だと考えています。
全てのお客様に対して私たちの使命を全うするため、
美しく、丁寧に、心を込めて。
この心と技を極めていくのが宗重商店の「解体道」です。
以上、心打たれる会社の想い、指針だと思います。
このHPを読むまでは、それこそ「建物を壊すだけ」と思っていました。
しかし、愛ある壊し方には極めたものが宿っています。
新しい何かを創るために古いものを壊すそれが「解体道」
使命を感じて心かよう仕事には、惹きつけられるものがあります。
じゃ、また明日!