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オミクロン株の流行りで、社会生活に影響が出始めています。
スーパーのレジは半分になり連日長蛇の列です。
以前なら放送で「従業員のみなさま。○○対応で、レジの応援お願いします」
と、アナウンスがあれば、すぐに人が集まり2人態勢になって、解消されていました。
今は「非常に混雑しており、お客様にはご迷惑をおかけしています」のみ。
近辺では濃厚接触者が増え、社員・パートさんなど自宅待機の人が増えています。
これからは本当に仕事の仕方、在り方が変わってくると思います。
仕事の仕方で大切な事は5つあると言われています。
①現状把握(課題発見力)
今、自分が置かれている現状を把握し、明確に分析して目的や課題を明らかにする力。
②課題の設定方法(創造力)
過去のものを壊し常識を打ち破って、新しいものを生み出す力。
③計画の立て方(計画力)
課題を洗い出し、解決プロセスを明確にして準備する力。
④実際の課題遂行(実行力)
目標を設定し、確実に行動しながらやり切る力。
⑤状況への対応(主体性)(働きかけ力)
すべての物事に自ら進んで主体的に取り組む力
周りの人が納得するように、なぜやるのか、やればどうなるのかを伝えて巻き込む力。
これからは、仕事の仕方としてこの5つを習得しておかないと、ほとんど上手く行きません。
一番大切なのは①の現状把握です。
これが出来ていないとモヤモヤが残るだけです。
反対に現状把握ができると、次はこうすればいいとなってきます。
しかし、大半の人はこの段階で止まってしまいます。
なぜなら、正しい現状把握が出来ていないと、間違った方向に進んで行くからです。
この5つの仕事の仕方を身に付ければ、どの分野でもどの業界でも、
一生涯使えて成功し続けることが出来るスキルのようです。
例えば改札口は昔は人間が目視で定期券を見たり、切符を見たりしていました。
次に自動改札機になり、磁気で読み取るようになりました。
その時は読み取るのに切符が同じ方向でないと読み取れませんでした。
しかし、人によっては入れ方がまちまちで、入れた瞬間は方向が揃っていませんでした。
課題は切符の方向を揃える事でした。
開発者はどうすれば切符の方向を機械の中で揃えることができるのか。
そればかり考えて散歩していたある日、川のせせらぎで葉っぱが流れてきました。
その葉っぱは軸を前にして流れていました。
すると川に小石があり、その小石にぶつかった途端、その葉っぱはくるりと方向が変わりました。
それを見た瞬間、頭の中は機械の中に何か障害物を作れば、
それに引っ掛かって切符の方向が変わるのが浮かびました。
この創造力が自動改札機になったのです。
現在の自動改札機はどちらの方向に置いても読み取れる様にはなっていますが・・・。
この問題も、改札機の中では切符の方向は変えられないという常識を打ち破ったのです。
具体的に切符の方向を揃えるという具体的課題を、方向を変えるという抽象的課題に変え、
川の流れの葉っぱの方向転換を見て、切符を機械の中で方向転換させるという具体に戻したのです。
創造力があってこその、現在の自動改札機に繋がっています。
そういう常識を打ち破る楽しさを、味わってみたいものです。
じゃ、また明日!