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人は幸せになる為に生まれてきています。
しかし、どんなに物質的に満たされていても、金銭的に満たされていても、
何かまだ物足りないような気になる時があります。
それが「幸せ探し」の旅なのかも知れません。
あれをやってみる、これをやってみる。
あの資格を取ってみる、この資格も取ってみた。
あの人と付き合ってみる、この人とも付き合ってみた。
結局、自分は何をやりたいのかわからないまま、時間だけが過ぎていく。
こういう人も意外と多いのではないかと思います。
私を含めて、私の周りにも沢山います。
何かが不足しているから、
人は何かをやらなくてはならないと思ってしまうのだと思います。
学校を出て、就職して、それなりに働いてきて、家庭も持った。
これでゆっくりと第二の人生を送れば幸せだと、誰しも思っていたと思います。
しかし、それだけでは満足しない自分がどこかにいるようです。
人にはもっと自分が出来る事、しなければならないことがあるようです。
自分自身だけのことを考えると、
第二の人生を孫とゆっくり過ごすのも幸せかも知れません。
しかし、自分と人との関わりを考えた時、もっと人に対して何かができるのではないか、
という気がしてきました。
世界的に寿命は延びてきています。
人生50年の時代は第二の人生も短かったので、孫と遊んで幸せを感じて終えたと思います。
今は人生100年時代です。
第二の人生が第一の人生と同じ位の長さになって来ました。
そうなると、生活のためだけではなく、
何か人さまのお役に立つ人生があるような気がします。
人を癒したり、人に気付きをもたらしたり、人を変えたり。
人との関わりの中で、自分の役割というものがあるような気がします。
ポジティブな人もいればネガティブな人もいます。
どちらが良いとか悪いとかではなく、
ネガティブな人がポジティブになりたいと思った時、
闇を照らす燈明のように、導く役を担っている人もいます。
そういう人の所には自然と人が集まってくるのです。
そういう人は、自分の使命と言いうものをわかっている人だと思います。
そうだとすれば、
残り半分の人生を人の役に立つ事に使うようになっているのかも知れません。
そして、それに気付いた時からが、本当の旅かも知れません。
私も、照らして頂くばかりでしたが、照らす側に回る年代に入って来たと思います。
光の戦士とまではいかなくとも、
ひと時でも癒しを与えられる人になりたいなと思います。
じゃ、また明日!