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私は元々争いが嫌いなタイプなので、争いになりそうな時は、
いつも相手に先を譲っていました。
無駄な争いはしたくないし、いつも自分が後でも構わないと思っていました。
要は「負/勝」のタイプです。
相手を勝たせるには「相手と議論して打ち負かす」とか「こちらが一方的に要求を叫ぶ」
のでもありません。
コミュニケーションは「相手を勝たせること」
しかし、何でもかんでも「相手の言う通りにしておく」のでもありません。
相手の望みと、こちらの望みが交錯する点を見つけてそこに持って行くのです。
そこの所で折れる力関係は、51:49です。
以前私は力関係を60:40のイメージを描いていたのですが、
そこまで引き下がらなくてもと思い、最近は51:49のイメージに変わりました。
コミュニケーションで相手を理解するには、
抽象度を上げて考えると、お互いの共通のキーワードが見えてくるようです。
「相手の希望する方向で考え、自分は100%我慢の子」ではなく、
「自分が犠牲になっての相手の勝利!」でも、本当に勝たせたことにはならないのです。
相手を勝たせて、さらにその人の相手も勝たせて、と勝つ人の連鎖が拡がってくる。
それがまわりまわって自分の幸せにつながってくるのだと思います。
それが「相手を勝たせる」と、いう事だと思うのです。
幸せは玉つきのように直線的ではなく、
間接的に回りまわって自分の所に戻ってくる。
今までは相手を「勝たせる」という感覚でしたが、
今は、いつも相手に寄り添って「徹底して相手を応援する」のが、
相手を勝たすことになるのではないかと思っています。
じゃ、また明日!