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「感動とは、感じて動く」というのは、相田みつをさんをはじめ、
多くの方が言われている言葉です。
心で感じて動くこと。
心で感じて動くとは、自分に何が出来るかを感じて、人のために実行すること。
この、何ができるかというのを見つけるのも、なかなか難しいものです。
自分に出来る事ってあるのか。と思ってしまうと、なかなか見つけることが出来ません。
人から言われてやっと気付く事もあります。
ましてやそれが人のために出来ることなど、そう簡単にはわかりません。
しかし、それは大きなことでなくても、相手が喜んでくれれば、感動に繋がるのです。
以前、展覧会のおもてなしで抹茶とお菓子を出す機会があったのです。
別段茶道を習っていたわけではないけれど、お茶をたててお持ちすると、
年配の方が非常に喜んで下さり「美味しかったです」を何度も何度も繰り返されました。
色々見て回り、疲れていたタイミングが合ったのだとは思いますが、お茶の一杯で
それほど喜んで下さるのかと思い、こちらの胸が熱くなったものでした。
生きがいというものは、人と触れて感じるものだと思います。
この人と逢えて良かった!
この人に求められて嬉しかった!
この人と関われて幸せだった!
何かをする時に、誰かと喜びを共有することが感動に繋がると思います。
何も出来ないと思っていた自分でも、笑顔でいることは出来ます。
いつでも誰にでも、笑顔で挨拶をするくらいならできます。
感動はそういう所から始まるのかも知れません。
ただ居るだけでほっとする。
その人が居ると思うだけで安心を感じ、何かをやろうという気を起こさせてくれる。
感動する本を読んだり映画を見たり。
その時に何かを感じ、自分もこうしようと思う時など、
それからの自分の行動が変わる時があります。
行動する今まで知らなかったことを知り、新しい視点で別の世界を見れるようになります。
視点を変えることによって、今日を変える事に繋がり、
今日を変える事によって、今を変える事に繋がります。
そしてそれが明日を変えることに繋がる可能性もあります。
何かを少しでも感じたら、動いてみる。やってみる。行ってみる。
感じて動くから、そこに感動を覚えるのかも知れません。
じゃ、また明日!