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私たちは無意識に思い込んでいることが多々あります。
特に私などは、何か新しいことをやろうとした時、
やる限りは結果は100でなければいけないと思ってしまいます。
要は白か黒かの発想です。
0:100。
でも本当は、「やれなかった」49:「やれた」51でも、
「やれた」という51の結果は出るのです。
この辺りに自分の思い込みの強さが現れているなと思いました。
そしてそれらが、自分が何かに挑戦する時のブレーキになっていたのです。
アンコンシャス・バイアスとは「無意識の思い込み」「無意識の偏見」などと、
表現されている概念です。
私などよくある事なのですが、相手にとって良かれと思ってやったことが裏目に出てしまったり、
そんなつもりではなかったのに、相手を傷付けてしまったり。
これらは自分と相手との間の「解釈のズレ」が、相手に不愉快な感情を生じさせしまうのです。
「無意識の思い込み」に気付こうとしないのは、「自己防衛心」です。
これらは脳がストレスを回避するために「私は正しい」「私は悪くない」と、
自分にとって都合の良い解釈をしてしまうからです。
確かに色々な事の解釈は、自分にとって都合の良い解釈をしています。
こういった言動に自分が「気付くかどうか」「気付こうとする意識があるかどうか」が
非常に大切になってきます。
気付くためには、自分の価値観からいったん離れ、相手の価値観に歩み寄ることが必要です。
相手を変えようとはせず、先ず自分から変わろうとする。
そちらの方が重要なのです。
今まで、時々、良かれと思ったことが裏目に出たり、
こちらが思っていることと違う解釈をされたり、とありましたが、
これらは全て、自分自身の「無意識の思い込み」による「解釈のズレ」でした。
冒頭のように、0:100である必要はないのです。
誰も100を要求しているわけではないのです。
49:51でも、30:70でも何でもOKなのです。
兎に角やってみたという事が先ず大切なのです。
それを0か100かに押し込めようとするところに無理がありました。
100にしなければならないと思うから、ブレーキが掛かってしまうのです。
ここに気付いて修正していけば、もう少し上手く伝わるのではないかと思いました。
じゃ、また明日!