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何かを遂げようとしたり、思い通りにやって行こうとする場合、
「言行一致」が問われます。
言った事と、行うことが一致するのが当たり前なのですが、
時にはそこから少しずつズレて行く場合があります。
そういう時は、目標を設定しても実行できず、何も出来ない時です。
約束はしたものの、その約束が守られず、あとから言い訳ばかりするパターンです。
それが積み重なってくると、目標を掲げた時点で「どうせ出来ないわ」と、
自分で自分を見くびってしまうのです。
物事をしようと思えば、行動を起こさない限り、何も起こりません。
その行動を取らないと、人には説明できません。
人に言う前に、先ず自分に説明できるかどうかです。
「言う事」と「やる事」が一致しているかどうかです。
人に対する以前の段階で、自分に対してです。
自分との約束が守られるかどうかです。
自分が出来る範囲の事ならば、それが出来て「当たり前」になるので、
目標、自分が本当に望む姿を、描けるかどうかです。
本当は富士山に登りたいけれど、山登りの経験がないから、
先ずは低い裏山を登って、体力を付けて行きましょう。
低い山が登れるようになったら、もう少し高い山に登って練習しましょう。
というように、少しづつ少しづつ、目標の富士山に近付いて行くのです。
その時、口先では富士山に登ります!と言っておきながら、
実際には裏山にすら登らないのでは、
いつまで経っても富士山に登れる訳がありません。
裏山など低い山は、登ってみれば登れる高さなのに最初から諦めてしまっている。
端から自分との約束を果たそうとしない姿勢です。
これでは、約束も守れるはずがありません。
その時点で、そもそも自分の目的を忘れてしまっているのです。
そんな時、人から確認されます。
「それは本当に自分がやりたい事ですか?」と。
言行一致が出来ない時、自分との約束が守れない時、
自分の行動に責任が取れない時、やろうとしているそれは、
本当に自分がやりたい事かどうか、考え直す必要があると思います。
そして、やるべきことは、自分が本当にやりたい事、
すぐにでも行動に移したい事、
それらをやる方が自分に自信が付いていくと思います。
言行不一致な時は、自分の頭と心が一致していない時だと思います。
その時点で、その時の自分をチェックしてみる必要があると思います。
じゃ、また明日!