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私達は会話をしていても、よく誤解やすれ違いを起こします。
特に私は勘違いや取違いが多いので、相手に迷惑をおかけする時があります。
何気なく使っている言葉を何気なくイメージだけで喋っているので、
本当のところが伝わらないのです。
朝の挨拶1つを取ってみても11時頃になると「おはようございます」と、
「こんにちは」が入り乱れます。
自分があまり考えないで使っているので「おはようございます」と言った時に、
「こんにちは」と返されると、あわてて「こんにちは」と言い直しています。
しかし、定義をはっきりさせている人に出くわすと、注意されます。
11時半ごろに「こんにちは」というと、
「なぜ、こんにちはなのですか?まだ12時になっていません」と。
その人の定義は、12時までが「おはようございます」で、12時を過ぎれば「こんにちは」
18時を過ぎれば「こんばんは」なのです。
特に季節によって日の入りが違うので、暗さによって感覚で挨拶してしまいます。
よって、秋のつるべ落としの時季になると私の近辺では、
「こんにちは」と「こんばんは」が入り乱れ、お互いが言い直して、
それを聴いてまたお互いが言い直し、「ややこしいね!」で終わってしまいます。
そうなると、日の入りに関係なく時計の時間で区切れば、はっきりするのです。
そして、みんなが「挨拶は時間で区切る」という共通定義にすれば、迷うことはないのです。
また、自分の中でその言葉に対する定義をしておくというのは、非常に重要だと思います。
何故なら、自分自身が言葉に対して曖昧だと、自分が考えたり判断したり決断をする場合でも、
曖昧な自分の考えで、曖昧な判断をし、曖昧な決断をしてしまうからです。
そして挙句の果てには「こんなはずじゃなかった!」と。
例えば今、加藤秀視さんが「旭川女子中学生いじめ凍死事件」100万人の署名活動をされていますが、
1.事件の再捜査
2.厳正なる調査の義務化
3.監視体制の法制化
4.教育現場の対応
の4点を実現の目的とされています。
本日知ったのですが、change.orgでも「旭川いじめ凍死事件」の署名活動がされており、
「殺人犯たちに無罪ではなく、厳罰を求めます」というのを掲げています。
7500名が目標で、現在5715名の署名が集まっており、
この署名は「旭川いじめ弁護団」に送付予定だとか。
募金も集めていました。
これ以外にもyoutubeで早くから扱っている人が何人もおられ、
加藤秀視さんのように「法制化を目的」とされる方から「犯人捜し」まで色々です。
言葉としては「旭川(女子中学生)いじめ凍死事件」として同じです。
同じ署名活動です。
自分がどの視点でこの問題を捉えているのか、どの目的で署名をするのか、
それをはっきりさせておかないと、どちらに署名すれば良いのか、
自分自身が迷ってしまいます。
今まで、言葉の定義というものを意識せずにただ何となく喋っていたのですが、
言葉というものは、自分の考えそのものだという事を意識し始めました。
じゃ、また明日!