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私達は日々の生活の中で「気付く」事があります。
「あっそうか!」「そうだったのか!」と、今まで当たり前だと思っていたことが、
違ったように見えた時です。
その感覚は、思い込みや囚われから解放され、
目の前のベールが1枚はがされて、視界が開けた感じになります。
気付きは誰かから説明されたり教えられたりするものではなく、
自分の内面から生じるものです。
「発見」や「ひらめき」、「解釈の変化」や「理解の変化」です。
それは「ハッとする」ように、突然襲ってきます。
或いは、それまで意識上になかったものが、何かの拍子に意識の上に現れた状態です。
気付きは自己を成長させてくれるものでもあります。
そうであるならば、意図的に気付きを起こすものを見つけたいものです。
物事を細かく観察すれば、何らかの「変化」を見つけることが出来ます。
小学校の時に「観察日記」なるものが宿題としてあり、
ほとんどの人が「朝顔の観察日記」とやらを宿題として提出していました。
「昨日は何も出ていなかったのに、今日は小さい芽が出ているよ!」と、
感動すら覚えました。
問いかけも気付きを与えてくれるかも知れません。
問いかけにより、新しい視点で物事を考えるきっかけになります。
新しい視点は「新しい思考パターン」をつくるきっかけになります。
反対に「気付き」の足を引っ張るものは、理詰めで考えることです。
「こうだからこうだ!」と理詰めで攻めるより、リラックスしている時に
「ふと浮かぶ感覚」が気付きです。
それともう1つは、思い込みです。
自分の勝手な価値観で決めつけてしまい、
それが新しい視点で見る事を阻害しています。
その思い込みを外すと、新しい視点が見えて来て、気付きが起こるのです。
そして、この気付きというものは、今、目の前の事での気付きのようですが、
それらは無意識の領域、純粋意識の領域では繋がっていることでもあるのです。
ただ、自分はそこまでわかっていないだけで、後々、もっと大きな「あっそうか!」に
繋がって行くような気がします。
それは丁度迷路を空から眺めているようで、行き止まりに何度もぶつかり、
戻ったり、違う道を進んだりしながらゴールに近づいて行きます。
その都度の気付きは、すべてゴールへと繋がっている道だと思います。
そう思えば、より多くより早く気付いた方が、自分がもっと自由な領域で
考えられるのではないかと思います。
じゃ、また明日!