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「鶏が先か、卵が先か」ではないけれど「現実が先か思考・行動が先か」になります。
私は目の前にある現実が先だと思っていました。今までは。
しかし最近、もしかしたらそれは違っているかなと思い始めています。
自分の理想通りにフォーカス出来ていれば、それは上手くいきます。
しかし、上手くいかない時は、その時の判断(思考)と選択(行動)が間違っている時です。
そしてそれがなぜ間違っていると気付かないのかは、自分の現実で見ているからです。
現実が思った通りになっていれば、それは間違ってはいなかったけれど、
未来が見えないのなら、判断・選択が間違っているのです。
なぜなら、思考(判断)が先だからです。
思考を変えることで注文が変わり、注文が変わることで現実が変わるからです。
以前書いた覚えがある、お蕎麦が食べたいのに「おうどん」という言葉が口から出れば、
「おうどん」が出されます。
お蕎麦が食べたければ「お蕎麦」という言葉を口から発しないと、お蕎麦は食べられないのです。
例えば好きな人が今日は東京で公演をするので会いに行くため、
カーナビに東京会場の住所を入れます。
会えるのを楽しみにしていたのに、急遽、会場が大阪になりました。
その時に頭の中で、急遽大阪へのルートを考えていても、目的地であるカーナビの住所を
大阪に変えない限り、車は東京に連れて行こうとします。
頭でいくら大阪会場を想定してみても、カーナビは東京会場にしか向かいません。
よって、カーナビの目的地を変えなければ、好きな人には会えないのです。
好きな人に会う為の会場を変えなければ、東京に行っても会えない!という思考が先で、
会う為にカーナビの住所を大阪に変更するという行動を取るから、
その結果として車は大阪に着く。という現実になるのです。
よって「思考が先、現実があと」になるのです。
この公式がわからずに、頭の中だけで、大阪までの道筋を数パターン考え、
考えただけで車は大阪に着くと思っていました。
そこには一番大切な、カーナビの住所を変更する。という行動が伴っていなかったのです。
行動が伴っていなかったが故に、カーナビに導かれて東京に着いてしまい、
そこでの感想は「急に会場変更になったから会えなかったのだ!」とか、
「あんなに大阪までのルートを考えたのに、なんで東京に着いたの!」とか、
「会えなかったのは、誰のせいよ!」と怒ってみても、
それは、カーナビの住所を変更しなかった自分のせいよ!
としか、ならないのです。
このカラクリがわからなかったから、いつまで経っても同じことの繰り返しばかりでした。
これからは「思考が先、現実があと」を繰り返そうと思います。
じゃ、また明日!