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一橋大学の男子学生が、同性愛者であることを同級生に暴露(アウティング)され、
校舎から転落ししてから24日で6年。
同大学の学生団体が
「事件を風化させず、どんな性的思考や性自認の人でも、安心して学べるキャンパスにしたい」
との想いを込め、インターネット上で追悼動画を公開しています。
この問題にしろイジメ問題にしろ、
結局は追い込んだ側の知識のなさ、差別、偏見によるものがほとんどだと思います。
人を死に追い込む人間は、
自分の知識のなさ、捉われた価値観、視野の狭さがわからないのです。
わからないから、相手を傷付ける言葉や行動が出来るのです。
それに気付いた時、相手はすでにこの世からいなくなっているのです。
生き返らすことは出来ません。
その命の重さと自分の浅はかさ。
あまりにも大きな差があり過ぎます。
その浅はかさで命を落とされた人間は、
なんとも言いきれぬ悔しさでこの世を去って行ったと思います。
差別や偏見は、その人の古い価値観です。
古い価値観の中でしか生きれない人々です。
現に、この一橋大学生が命を落としてから6年。
社会の見方も変わってきました。
「社会の見方は変わるものだ」という事を、それぞれが認識する必要があると思います。
そして、問題が出て来た時に自分はどう対応するか。
それがその人の人間性が出てくるところだと思います。
このyou tubeの最後で、妹さんが訴えています。
「性的マイノリティの25%がアウティング被害を経験しているという調査結果があります。
この25%は誰かの兄弟姉妹で、誰かの子どもで、誰かの友人です」
「知識や理解不足を理由に失うには尊すぎる命です。
安心して学べる場、安心して働ける場、安心して生きられる社会」
「兄が生きたかも知れない社会が、私は見てみたいです」
自分の知識不足が、自分の理解不足が人を追い詰めてしまうという事を、
改めて意識しておく必要があると思いました。
自主制作ドキュメンタリー
100万人の署名活動
じゃ、また明日!