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自分を知るには相手を知る必要があり、相手を知るためには自分を知る必要がある。
最近これを意識し始めました。
今日、zoomであるグループに参加していたのですが、
その場が心地よく、黙っているだけで温かみが伝わってきたのです。
それはお互いが相手の気持ちを考えて、お互いを認め合い、
お互いが何か少しでも相手の役に立つことはないかと思いながら話しているからでした。
それぞれが自分の事例を出しながら話してくれることにより、
それで疑似体験が出来て自分の将来のヒントを貰うことが出来ます。
また、質問に対しては相手が納得するまで説明してくれるので解決へと導かれます。
相手のヒントになることがあれば、どんどん発言していく。
グループの中でそれが行き交うと、
自分が多くの人に支えられているのだと自己肯定感が持てるし、
自己肯定感が持てるから、他者への思いやりが湧いてくるのです。
相手に対する思いやりが、人間関係の基本でもあると思うのです。
それを身に付ければ、自分だけの範囲からビジネス範囲へと広がっていきます。
顧客を知るという事は、その顧客に自分は何を売るのか、自分の何が売れるのか。
顧客の求めているものは何なのか。顧客はどうして欲しかったのか。
それを把握しなければ、いくら自分の商品を宣伝しても買っては貰えません。
顧客の欲しいものと自分が売りたいものが一致しなければ、ビジネスは成立しないのです。
例えば山村では生活するには自動車が必需品となっています。
車が無いと、買い物にも病院にも行けません。
反対に都会のど真ん中では、公共交通機関が発達しているし駐車場が足らないので、
車は一時よりあまり必要ではありません。
10年以上も前の話ですが、私の知り合いは駅まで車で行っていました。
しかし、どんどん人口が増え、車が増えて来たので、駅近くの駐車場が取り合いになりました。
その後、駅までは車の渋滞で10分で行けたところが30分以上かかるようになりました。
結局その知人は車を手放しました。
同じ人でも、その時々によって必要なものが変わってきます。
よって、今相手が何を望んでいるのかを知ることが大切になってくるのです。
そして、相手が何を望んでいるかを知ることによって、その望みに対して、
自分は何が出来るのかと、考えることができるのです。
自分が何ができるのかがわかれば、また、相手に対して働きかけることができるのです。
人間関係はお互いを思いやり、自分で自分のことを把握でき、相手の事も理解した上で、
自分が相手に対してどうかかわっていくかという事になるのだと思います。
決して、「自分が」ではなく、「相手は」が先に来るのだと思います。
そして、相手の中に共感できる所があればどんどん共感し、人間関係を深められればと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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