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自己啓発などで「自分の立ち位置を知りましょう」とか言われます。
会社での自分の立ち位置とか、家庭内の力関係とか、友人との関係とか。
私も立ち位置とは、自分が相手に対してどこに身を置くかと思っていました。
しかし「自分の立ち位置」とは「自分の個性」という捉え方だったのです。
性格や個々人が持ち合わせた、その人自身の個性の事です。
これを自分で正しく認識し、真正面から受け入れるという事だったのです。
何故、「正しく認識し」と言われるのか。
「あなたはどんな性格をしていますか?」と聞かれた時、
大抵の人は、他人に言われた自分の性格を並べています。
確かに、私も考えた時、他人から言われるからそうなんだろうなと、
自分の性格を決定づけていました。
そして、それが自分の性格だと思い込み、疑った事もありませんでした。
思い起こせば、小さい時から周りの人に「いい子だね」と言われ、
その言葉に答えようといい子で居続けようとしていたのかも知れません。
頼まれたら断れない、困っていたら助けてあげよう、良い娘であり続けようと
していたのかも知れません。
そして、それらが出来ている自分だと思い込んでいました。
よって、人から期待をかけられると、自分はそんな出来る人間じゃないからと、
そのギャップに追い込まれるのです。
そして、周りの人には答えようとしていたのかも知れません。
いつまでも「いい子」を演じ、本来とは違う自分がそこにはいました。
「いい子」を選ばずに、その時本当はどうしたかったのだろう。
これが自分を知る1つのきっかけかも知れません。
一度「いい子」の自分から離れた
「問題のある自分」を見つける必要があるのかも知れません。
そうすれば、もっともっと身軽に生きられるかも知れないなと、
思った次第です。
じゃ、また明日!