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映画マトリックスでは「現実とは、脳が解釈した電気的信号に過ぎない」
というセリフがあります。
辞書類では「現実とは、いま目の前に事実として現れている事柄や状態」とあります。
「脳が解釈」するのか「事実として現れている」のか。
マトリックスの中では、
人間が住んでいると思っている世界は、実は仮想世界というプログラムの中にある。
人間が現実と考えているのは、脳による電気信号が作り上げた虚像である。
その仮想の世界がマトリックスである。
とあります。
そうであるならば、私達の現実は私達の脳が解釈した現実という事になります。
となると、自分の脳が解釈した電気信号を変えない限り、自分の人生は変わらないという事です。
人の脳は其々の人によって違います。
よって、解釈のレベルも違ってきます。
同じものを見ても、同じ状況に置かれても、その解釈によって違った答えになってくるのです。
イソップ童話の「三人のレンガ職人」というのを思い出しました。
旅人が次から次へと3人のレンガ職人に「ここで一体何をしているのですか?」と質問します。
職人Aは、レンガ積みに決まっているだろう!
     朝から晩までなんでこんなことばかりしなければならないのか!
職人Bは、この仕事のお陰でオレは家族を養っていけるんだ!
     大変だなんて言ったらバチが当たるよ!
職人Cは、俺たちは歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!
     素晴らしいだろう!
同じレンガ職人という仕事を同じようにしていても、その人の目的が違えば、解釈も違ってきます。
マトリックスの映画の中でも
「仮想空間であろうと現実空間であろうと、お前が定めた現実はどちらも変わらないじゃないか」
というのがあります。
先のレンガ職人も、レンガを積んでお金を貰うというのも現実だし、
歴史に残る偉大な大聖堂を造っているのも現実です。
レンガ積みをしてお金を貰うという潜在意識から発しているのも現実だし、
歴史に残る偉大な大聖堂を造っているという純粋意識から発しているのも現実です。
どちらであれ、我々は無意識に意識している事が現実化されるようです。
現実とは、脳が解釈する世界であるのならば、
「自分は何を叶えたいのか」という純粋意識で解釈する方が、
自由に夢を持って生きれるのではないかと思います。
愚痴を言いながら仕事をしたり、義務で仕事をしたりするよりは、
目的を持って夢に向かって仕事をする方が、人生楽しくなると思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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