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人はなかなか自分の本心を言葉にすることは出来ません。
自分の考えていることを言ってもあまり役に立たないのではないか。
一般社会で上手くやっていくには、自分をあまり出さない方がいいのではないかと。
しかし、他人に自分の心からやりたい事を伝えなくなると、
自分のやりたい事がわからなかったり、自分の良い所も分らなくなります。
自分の純粋な言葉を口にすると、自分ってこう思っていたんだーとか、
改めて自分を知ることもあります。
自分が純粋に心からやりたい事を考え、実行していくと、自分が非常に楽になります。
いくら親しいと言っても、本心で話していない人も多いと思います。
そうなれば、いつまで経っても信頼関係は築けません。
これを言ったら嫌われるんじゃないかと思いながら話す会話は、
それ以上深くなることはないと思います。
もしも本心を言って嫌われるのなら、それはそこまでのご縁だという事だったのです。
相手も自分を信頼してくれるのなら、何を言っても受け容れてくれるし、
違う考え方であっても、違いは認めて歩み寄ろうとしてくれます。
本来、素直な気持ちを言葉にするのは、非常に楽な事です。
自分自身の気持ちと一致しているので、何のストレスもかかりません。
しかし、そこにズレがあると、本心で喋ることは出来ないし、
信頼関係も築くことは難しいと思います。
自分の奥に潜んでいる、本当の純粋な気持ち。
この気持ちが表れてくると、考えた事と行動が一致してきたり、
何か創造したり、と、前向きな方向に変わります。
最近思うようになりました。
歳を重ねれば重ねるほど、自分に素直になって行くのではないかと。
それが本来の自分であり、自分の生き方だったと思います。
今更ではあるけれど、気付いた時点で自分に素直になって、
やっぱり私は素直だったんだと、確認出来ればいいと思います。
たった一度の人生です。
自分の心に素直になって、自信を持って自分の言葉を発して行けたらと思います。
じゃ、また明日!