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人間関係でよく言われるのが、先ずは「自立」する事だと思います。
これが第一歩目の基本のようです。
そして「Win-Win」の関係になって相手をよく知り、信頼関係を築いていく。
その上で相互理解に基づく相互依存の関係になって行くのです。
「相互依存」とは、お互いの良い部分、悪い部分のどちらも受け入れられる状態です。
金子みすゞさんの詩の中に「みんなちがって みんないい」とあるように、
人はそれぞれ違いがあるのが当たり前で、みんな同じなのが不思議なのです。
双子だって似ているけれど、性格には違いがあると思います。
人間関係の前提は相手と自分とは違うという事です。
それを同じだと思ってしまう所に誤解が生じるのです。
お互いの異なる部分や知らなかった部分、違う部分も許容し合い認め合う。
その許容をどれだけ自分が出来るかによって、相手との人間関係が変わってくると思います。
人の性格には長所もあれば短所もあり、すべて裏表なのです。
長所と短所でその人が成り立っているのです。
長所の部分だけを見て信頼関係は築けないと思います。
短所の部分も受け容れてこそ、信頼関係は築けると思います。
その上で価値観の共有が出来たり、違いを認め合ったりできる関係で、
初めて本当に、人が支え合う関係が成立するのだと思います。
人は生まれた時は母体に依存して出てきます。
そして、へその緒を切られて、母親と子が物理的に離されます。
よって、本質的には何かに、誰かに依存して生きたいという想いを持っているのかも知れません。
それが根底にあり、成長するにしたがって自立し、
自立した自分としてまた依存を意識するのだと思います。
しかし、この時の依存は赤ちゃんの時の受け身の依存ではなく、
自分も相手を支えるという、相互依存に向かっているのだと思います。
1人+1人は2人より大きなエネルギーを生み、創造性が加わってくると思います。
そしてその創造性は、人生のゴールに向かって色々なものと繋がって、
成長・発展して行くのだと思います。
人が支え合うというのは、お互いをサポートしあう最高の人間関係だと思います。
じゃ、また明日!