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4月6日付日経新聞朝刊「働き方進化論」で、今までの日本型雇用は崩れていくのを確信しました。
なぜなら、
①「豊富な経験を持つベテランだからこそ、大きな結果を出せる」
という終身雇用と年功序列の前提が崩れて来たから。
豊富な経験を持つ利点は以前ほど大きくなく、むしろ弊害が思いのほか大きい。
②中高年が定番だった顧問の職にも若者が増えつつあるから。
顧問といえば現役時代の遺産を活用するのが普通であったが、
今の20代顧問はリアルタイムの知識や人脈を伝えられる。
③現代の強みは若者にあるから。
新人には教えてあげるものという固定概念を捨ててこそ、彼らの能力や特性を取り込むことが出来る。
色々な企業に取材して、上記のような結論が浮かび上がったのは時代の流れを写し出していると思います。
私自身、あまりにも今までの固定観念に縛られ、縛られているが故に変化を恐れていたのです。
しかし、ITの普及により情報が行き交う中、知識の寿命は短くなっています。
世の中のスピードも今までと比べものにならないくらい早くなっています。
そんな中、今までのような発想、スピードでは世界の流れに追いつかなくなっていきます。
だからこそ、過去の経験やしがらみを捨てて、新しい若い発想や知識が必要になってくるのではないでしょうか。
古い世代では思いつかない発想が、これからの社会を創り上げていくのであるならば、
その若い世代の発想を大切に磨き上げるのが、古い世代の役目だと思います。
じゃ、また!