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人は自信を無くした時など「自分なんて生きる価値がない」と思ってしまいます。
そして、孤独や不安に駆られ、素直になれないのです。
今夜8月23日の午後8時からパラリンピックの開会式が始まりました。
彼ら、彼女らはどこかに障害を持っています。
彼ら、彼女らは「自分なんて生きる価値がない」と思って毎日暮らしているでしょうか?
確かに理由は色々あって、失った瞬間は人生のどん底に突き落とされたと思います。
そして、神様は不公平だと思ったかもしれません。
或いは、なんで自分がと思ったかも知れません。
しかし、いつまでもそこには留まっておらず、
彼らなりの自分の生き方を確立していったのです。
その時に、環境に適応する力、決して諦めない心を育んでいったのだと思います。
与えられた環境でどう生きるかは、自分で選択する事が出来るのです。
その選択は自分以外の人の選択ではなく、自分にしか選択できないのです。
私達はえてして、何か問題が起こった時は人のせいにして非難してしまいます。
自分の外にあるものを変えようとして、自分の内側を変えようとはしません。
反対に問題は自分の内側にあり、自分の捉え方、考え方が問題であったと、
気付くべきなのです。
なぜなら、人のせいにすれば楽だし、簡単だからです。
しかし、その状態のままであるなら、いつまで経っても問題は解決しないのです。
自分が決めた事に自分で責任を取らなければ、
いつまで経っても自分の周りの状況に振り回されるだけです。
人の目というものは、自分が自分を見ているように、人からも同じように見られています。
よって、自分で状況を変えることもできるし、周りのせいにし続ける事も出来るのです。
パラリンピックに出られている方は勿論のこと、それ以外の方々も立ち直る時に、
人生で起きる出来事の辛い事でも、それらすべてが学びのチャンスであり、
成長のチャンスであると気付かれたのだと思います。
そして、自分を諦めず、人生を諦めずに今日まで生きてこられたのだと思います。
人生にさほど不平・不満のない方でも、自分の人生を諦めている人は沢山います。
生きづらさの中で、周りに妥協して生きづらさから逃れている人も沢山います。
反対に生きづらさの中でも、自分を生きている人もいます。
そう思うと、人生のどん底を味わった方は、それ以上失うものが無いので、
そこから這い上がる強さしかないのです。
その強さは、生きる勇気や自分の尊厳から学んでいると思います。
満ち足りた生活の中では決して学ぶことの出来ない、尊いものだと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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