タグ:
「人は変われる」と言われます。
私はそれを聴くたびに、
「今のままで不満はないし、取り立てて変わる必要もないし」と思っていました。
それよりもむしろ「変わるのが怖い」「違う自分になってしまう」
「今までの自分を否定する事になる」「私はどうなるの?」
と言ったような感じで受け止めていました。
よって人が「今までの自分を変えたい!」「違う自分になりたい!」というのは
よくわかるのですが、さほど変わろうと思っていない自分はどうすれば良いのか?
と、そこ止まりで終わっていました。
「変わる」とは、辞書で調べれば、
物事の形や様子などがそれまでと違った状態になる。
形・性質・様子などがそれまでと異なったものとなる。
変化する。
といった、意味でした。
「それまでと違った状態になる」「それまでと異なったものとなる」というのは、
今までの辛い、悲しい経験をしてきた自分をより良い方向に変えるだけでなく、
それぞれの現状を変えるという事になります。
そして「変化する」という事は、「自分の可能性に気付いて行く」という事だと思います。
よって「今のままでも」という考え方は、自分で自分の可能性を止めてしまっている
という事だったのです。
人は誰でも良くなりたいと思います。
それが生ぬるい中にいると、自分が茹で上がって行くのを感じられず、
気が付けば「もっと出来たのに」という事になるのです。
「今のままでも」というのは自分が勝手に無意識に意味付けしただけの事であって、
それが自分の可能性100%を出し切っている訳ではありません。
自分の可能性を100%出し切っているかどうかは自分の解釈になるので、
その解釈が「今のままでも」という事になっているのです。
だからそれが自分の現実なのです。
しかし問題は「自分が自分をどのように認識し、どのように解釈しているか」なのです。
本当に、本来持っている自分の可能性を100%出し切っているのかと、再度自分に問うてみれば、
「今のままでも」という答えは出てきません。
今まで自分はあまり苦労したことが無いと思うなら、生ぬるい所を選び続けてきた結果です。
そうであるならば、自分の可能性を全然発揮していないという事にもなります。
自分の可能性を大事にしまっておいても、何の役にも立ちません。
むしろ引っ張り出してきて、誰かの役に立つことに使った方が、
自分の可能性を伸ばす事になると思います。
逆に、自分の可能性に気付き、自分で自分を変えて行ったのが、加藤秀視さんです。
本日のyou tubeも非常に内容が濃かったです。
じゃ、また明日!