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「来た時よりも美しく」は修学旅行に行く前に先生から教えられた覚えがあります。
旅館・ホテルに泊まって帰る時は、その部屋を綺麗にしてから出るように!
ゴミが落ちていたら、ちゃんとゴミ箱に入れる。
食べかすを片付ける。
ホテル清掃で働いていた知り合いがよく言っていました。
その頃はインバウンドで外国人が非常に多かった時です。
外国の方が帰った後は部屋中散らかっているので、ベットメイキングが予定時間に終わらない。
チェックアウトした部屋を見れば、その人の人格や国がわかる、と。
一概には言えないけれど、文化の違いか国によっても傾向があるようです。
よって、日本人のお客様の時はホッとするとか。
私の知っている日本の方は、おトイレまできちんと清掃して部屋を出られるようです。
人は「前」よりも「後ろ姿」に人格が現れるようです。
履物1つ取ってみても、どこかに訪問した時、自分の履物を出船の方向に揃える時、
そこのお家の方全員の履物を出船の方向にきちっと揃える人。
この人は、小さい時からの習慣でそういう行動になるのだと思います。
いくら高学歴で肩書があっても、例えば交通事故を起こして母子を死なせてしまったにも拘わらず、
車のせいにするのは「人間として最低」と言われても仕方のない所でしょう。
この事故でも、事故直後の対処の仕方によっては「最低」扱いされなかったかも知れません。
人は後ろ姿の方が大事なのです。
どういう行動を取るのか。
それが「人としての魅力」になるのだと思います。
「来た時よりも美しく」
これにはもう1つ意味があるようで、
この「時」は「時代」という意味もあるそうです。
いつの時代も、自分が生きていた時代よりも、もっといい時代を子ども達に遺す。
それが「来た時よりも美しく」だそうです。
子ども達に明るい未来を遺すのは、我々大人の責任だと思います。
残る自分の持ち時間、「来た時よりも美しく」散っていきたいものです。
じゃ、また明日!