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ビジネス書や自己啓発の本などには、
「どこに行くか」ではなく「誰と行くか」
「何を食べるか」ではなく「誰と食べるか」
「何をしゃべるか」ではなく「誰としゃべるか」
だと言われています。
同じ価値観を持ったよき仲間と一緒に仕事をするのがベストで、
結局は「人」なのです。
会社を辞めたい、仕事を辞めたいという人のほとんどが、人間関係で辞めたくなるのです。
仕事そのものはさほど嫌ではないけれど、そこの人間関係が嫌だから、
仕事も嫌になってくるのです。
同じ仕事でも、同じ価値観の人と同じ方向で仕事をする方が、幸せを感じながらやれると思います。
今まで私がよく聞いたのは「何をするか」「ゴールはどこか」的な事が多かったし、
それを先ず決めなければと思っていたのですが、最近はそれではなく
「誰とするか」になって来ました。
ゴールに向かってやっていても、考えが違ったり、気の合わない人とだったら、
モチベーションも上がらないと思うのです。
反対に、一緒にやる人ありきでメンバーが決まっていれば、
そのメンバーは価値感も方向性も同じなので、何をやるかはその時に決められると思いますし、
決めても上手くいくと思います。
なぜなら「この人となら、どんなことでも出来る!」という信頼がすでにあるからです。
数ある企業・起業・店舗などで「この人となら、どんな仕事でも出来る」
と思って働いている人はどの位いるのでしょう。
同じ働くのなら、そういう人は幸せだし、その会社は上手くいっていると思います。
そのポイントとなるのが「誰と」という人間なのです。
ちょっと意見を言っただけで「席が無くなるぞ!」とか「クビにするぞ」
とかいう言葉を発する人は、
これからの時代ではその言葉を発した人が取り残される時代です。
今までのように、ごまかしや隠し事で済ませられる時代は終わりました。
ちょっとの失言で炎上する世の中です。
その炎上はまともな炎上も増えてきました。
よって「人」なのです。
これは昔から伝えられてきていることです。
武田信玄の言葉である「人は石垣、人は城」
「人は、石垣や城と同じくらい、戦の勝敗を決するのに大切だ」という意味です。
私はこれを「城を支えている石垣のように、人も会社を支えている石垣なので大切なのだ」
と聞きました。
「企業は人なり」「事業は人なり」というのも同じだと思います。
結局は「誰とやるか」という「人ありき」なのです。
じゃ、また明日!