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人間だれしも腹が立つ時ってあります。
疲れていたり働きすぎだったり、食生活が乱れていたり運動不足だったり。
そう云う時は自分の時間を確保して気分転換したり、睡眠時間をたっぷりとったりして、
セルフケアをしていきます。
時には怒りを爆発させる時もあります。
今日、ジムのお風呂で、その怒りを聴いていました。
普段大人しくて、真っ直ぐな性格の方が、ご本人が言ってもいない事を言ったと言われ、
自分が嘘をついたように思われて感情が爆発したのです。
その方は面倒見がよく、嘘をついたり陰口を言う方ではありません。
自分の一番嫌いな嘘をついたと思われるのが、ご本人の中では許されなかったことなのです。
その怒りが自分の中では納まりきれずに、周りにいる人に説明していました。
5人目の私の所で、ようやくその怒りは納まりかけてきました。
その間、その方の中で何が起こったのでしょうか。
私も人に指摘されてわかった事なのですが、怒りの感情には、
その下に隠れている他の感情があります。
自分が相手に対して怒っている時は、自分が自分に対して怒っている時でもあるのです。
自分の中の嫌な面を、相手の中に見てしまうから、反応してしまうのです。
そのような時には「内なる子ども」と話をすると、人に対する怒りを抱くという事は、
置かれた状況の中で、自分を大切にしていない兆候である可能性が強いのです。
「起こっている自分」は癇癪を起している内なる子どもであり、
思いやりを必要としているのかも知れません。
そして、内なる子どもに自分の何について怒っているのか尋ねたら、
自己主張が出来ないから怒っているのか、傷ついた想いや心の深い所にある感情を無視して、
他人や状況を優先させている自分に怒っているのか。
もしかしたら、一つの視点に固執していて、他の可能性を排除したりしているかも知れません。
私たちは時には、相手の行動を誤解したり、発言を正しく受け止めなかったりする時があります。
先程の女の方は、5人目となる私の所に来ると、トーンも変わり、怒りがかなり和らいできました。
東京五輪も後半分、色々あった中での東京五輪でした。
あと半分、無事に終わることを祈ります。
じゃ、また明日!