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人はいつも二人の自分がいます。
観察される自分と観察する自分です。
その中で、何かをした自分でないと認められなくなってしまっているので、
何者かでない自分には価値が無いと思ってしまうのです。
しかし、自分の中には、自らが心から発する声があります。
本当に自分が欲する事を実現したい声が。
その過程では、失敗や思うように進まない事や、
時には人から裏切られてしまうようなこともあります。
それによって、落ち込んでしまったり、心が傷付いてしまうのです。
しかし、ありのままの自分は強い自分と弱い自分の両方です。
何かをする自分も価値があるし、何もしない自分にも価値があります。
それらを含めた自分自身に価値があるのです。
そういう自分で良いのだと自分で許可を与えないと、自分を認めることは出来ないのです。
他人からの評価や視線を気にして動けなかったり、必要以上に考えすぎたり。
また、他人から拒絶されるのが怖くてNOと言えなかったり。
本当は、NOと言える自分なのに言えないでいると、自分の弱さにぶち当たってへこみます。
そういう時は自分には価値が無いと思ってしまうのです。
人は完璧では無いし、完璧には創られてはいません。
何処かに不完全さがあるから進化出来るのです。
大切なのは自分の感情をないがしろにして蓋をしてしまうことです。
それがストレスとなり、正常な判断が出来なくなってしまうのです。
感情はどのような感情であれ、自分から出ている感情なのでしっかりと味わうのも大切です。
自分の感情を十分に味わう事が、自分との折り合いをつけることだと思います。
大人になると、感情を出してはいけないとか、
感情を出せば大人げないと言われるかも知れませんが、それは違うと思います。
人に出すのではなく自分の感情をもう1人の自分にぶつけることが必要なのです。
そこで押さえこんでしまえば、誰が自分を受け入れてくれるのでしょうか。
自分対自分で感情をさらけ出し、
その二人の自分の中で折り合いがつくところで着地すればいいのです。
そこには他人は関係ありません。
自分の感情は自分のものです。
他人がとやかく言っても、それはあくまで外野の言葉で解決にはなりません。
自分が納得いく迄もう1人の自分と話し合い、
感情の折り合いがつく所を見つけられたら、
問題は解決の方向に行くと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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